栽培セットまで売られている?!プランター栽培よりお手軽なペットボトル栽培のメリット3つ。
庭などがなくても手軽に園芸を楽しめるということで人気のプランター栽培ですが、プランターを置く場所がなかったり、土づくりや土の処分が面倒と感じたりすることもあるのではないでしょうか。プランター栽培よりも手軽に園芸を楽しみたいという方は、ペットボトル栽培に挑戦してはいかがでしょうか。今回は、ペットボトル栽培のメリットを3つ紹介します。
屋内で栽培できる
ペットボトルはプランターなどに比べると小さいため、屋内での栽培に適しています。特に、土を使用しない水耕栽培であれば屋内に持ち込んでも汚れる心配がありません。
窓際やテーブルの上など好みの場所で育てれば、日々の生活のちょっとした癒しになります。ペットボトルをおしゃれなカバーで飾ればインテリアとしても活躍します。
初期費用が安い
ペットボトル栽培は、その名の通りペットボトルを容器として使う栽培方法です。ジュースなどを飲んだ後に出るゴミを再利用してできるため、容器にお金をかける必要がありません。
また、土を使うプランター栽培では土やスコップ、手袋などが必要になりますが、ペットボトルを使った水耕栽培は水と肥料程度しか使用しません。ハイドロカルチャーやスポンジなどを使用することもありますがプランター栽培に比べると初期費用はかなり安くなります。
セットを利用すれが道具をそろえる手間もありません。
安心・安全な野菜を作ることができる
野菜を食害したり株を弱らせたりする害虫は、何もないところから突然湧いてくるわけではなく、どこからか飛んで来て葉にくっついたり土の中に隠れたりします。そのため、屋外で栽培するときは防虫ネットなどで害虫を防ぐ必要があります。
しかし、栽培を行う場所が屋内であれば害虫が飛んでくる心配がないため、防虫ネットはもちろん薬剤なども使用する必要がありません。
屋内で園芸を楽しめるペットボトル栽培であれば、無農薬の安心・安全な野菜を作ることができます。
まとめ
ペットボトル栽培のセットはホームセンターや園芸店のほか、コンビニなどで購入できることもあります。必要な道具や種、肥料がセットになっているものであれば、用意するものはペットボトルだけなので手軽に園芸を楽しむことができます。
また、市販の種や球根でもペットボトルを使った水耕栽培を楽しむことができます。水耕栽培は根が伸びる様子を観察できるなど、土での栽培とは一味違った楽しみ方ができるのも魅力です。
ただし、ペットボトル栽培やペットボトル水耕栽培に向かない品種もあるため、市販の種などを使用するときは、園芸店のスタッフに相談するとよいでしょう。当社の農芸屋でも店頭相談が可能ですのでぜひご活用下さい。