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イチゴって、夏・秋まで収穫できるの?!おすすめの四季成り品種5つ。

イチゴというと春というイメージがありますが、近年、夏や秋でも収穫できる「四季成り」のイチゴが人気を集めています。家庭菜園用に作られた品種も多く、その中でも長期間にわたって収穫できる四季成りイチゴにはどのような品種があるのでしょうか。

四季成りイチゴとは

イチゴには大きく分けて、「一季成り」と「四季成り」があります。

一季成りのイチゴは、ある程度寒さに当てないと花が咲きにくく収穫できるのは春のみです。それに比べ四季成りのイチゴは、四季を通して栽培可能で、夏や秋にも収穫を楽しむことができます。

基本的な栽培方法は一季成りも四季成りも同じなので、初心者にも育てやすく、地植え、プランター、水耕栽培など好みのスタイルで栽培可能です。

おすすめの品種

一季成りのイチゴに比べると小粒で酸味が強いといわれる四季成りイチゴですが、近年は品種改良が進んで甘いイチゴや大粒のイチゴも登場しています。

 

【夏姫】

夏姫は病気に強く丈夫で、実が多くつきやすいということから、初心者にもおすすめの品種です。夏の暑い時期は収穫出来なくなることがありますが、春に植えると初夏から秋、秋に植えると翌年の春から秋にかけて長く収穫できます。

 

【桃娘】

桃色の花が咲く桃姫は、病気に強く丈夫で実が自然になりやすいことから鑑賞用にも食用にも適した品種です。春に植えれば初夏から秋まで、秋に植えれば翌年の春から秋まで長く収穫でき、実を大きく育てやすいのが特徴です。

 

【天使のイチゴ】

天使のイチゴは実が熟しても赤くならないことから「白イチゴ」とも呼ばており、病害虫に強いこと、見た目のユニークさなどから鑑賞用としても人気がある品種です。

味は程よい酸味と甘みがあり、生食はもちろん加工用にも適しています。

 

【ルビーアン】

ルビーのような赤い花を咲かせるルビーアンは、きれいな円錐状の実や緑が濃い葉が美しく鑑賞用としての人気が高い品種です。酸味が強いため生食向きではありませんが、ジャムやお菓子などに加工するとおいしく味わうことができます。

 

【あまごこち】

一季成りのイチゴに比べると味が劣るといわれる四季成りイチゴですが、あまごこちは糖度が14~16度もあり、一季成りイチゴにも引けを取らない甘さを誇る品種です。

収穫は春と秋の年2回で、病気に強く自然に実がなりやすい、実がたくさんつきやすいなどの特徴から家庭菜園に適した品種といえます。

まとめ

四季成りイチゴには家庭菜園向けの品種と農業向けの品種があります。農業向けの品種は食味が良いものが多いですが、初心者には少し育てにくいため家庭菜園向けの品種がおすすめです。

鑑賞用にも適した品種が多いので、見た目、味、粒の大きさなど好みにあった品種を選ぶとよいでしょう。

 

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