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苗を買うよりお得!玉ねぎの苗を自分で作る方法は?

苗から育てると手軽で失敗しにくい玉ねぎですが、一株から一個しか収穫できないため、たくさん収穫するには多くの苗が必要となり、費用がかさんでしまいます。

できるだけお得に玉ねぎをたくさん育てたいという場合は、市販の種を使って苗を自分で育ててはいかがでしょうか。

今回は、自分で玉ねぎの苗を育てる方法を紹介します。

プランター栽培がおすすめ

玉ねぎの苗は、地植え、プランター、セルトレイなど好みの場所で行えますが、苗の量に合わせて大きさを選べるだけではなく、状況に合わせて場所を移動できるプランター栽培がおすすめです。深さは20cm程度、広いほど多くの種をまくことができます。

畑で苗を作る場合は土に石灰を混ぜるなどの土づくりが必要ですが、プランターで育てる場合は市販の培養土を使うとよいでしょう。肥料が含まれている土を使ってください。

種まき

深さ1cm位の溝を引き、種を1~2cm間隔で筋まきにします。複数の列を作る場合、溝の間隔は5~6cm程度空けてください。

土をかけたら軽く手で押さえて水をたっぷり与えたあと、プランターの場合は種の乾燥を防ぐために濡れた新聞紙をかけます。畑の場合はピートモスで覆ってから水を与え、寒冷紗をかけてください。

発芽するまでは種が乾燥しないよう管理を行い、発芽したら新聞紙や寒冷紗を取り除いて日に当てて育てます。

種まきの時期は品種と地域などによって適期が異なります、苗の植え付け時期から逆算し、二か月ほど前に種をまいて育苗を始めるとよいでしょう。

発芽後の育て方

本葉が2枚伸びたころ、株間が2~3cmになるよう間引きを行います。

苗が5~7cmほどに伸びたら追肥を行い、株間に土を少し足してから土寄せをしてください。追肥は液肥でも化成肥料でも構いません。プランターの場合は1回目の追肥の2週間後にもう一度追肥を行います。

発芽前は乾燥しないよう毎日水やりを行いますが、発芽後は土が乾燥してからたっぷり水を与えます。

 

植え付けの目安は本葉が3枚以上、茎の太さが鉛筆より少し細いくらいになったタイミングです。優しく掘り上げ、根を傷つけないよう定植してください。

まとめ

プランターで育てた苗は畑で育てた苗に比べるとやや細くなる傾向がありますが、病害虫の被害に遭いにくく失敗しにくいというメリットがあります。

また、少量の苗を自分で作りたいというときは、育苗ポットや鉢を使ってもよいでしょう。

 

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