一覧に戻る

2〜3本あるととても便利!シソ(大葉)のプランター栽培方法と醤油漬けや味噌など、シソをたくさん使った簡単料理4つ。

薬味などに活躍するシソは初心者でも育てやすく、プランターでも栽培できる作物です。生育旺盛なので2〜3本植えるだけでたっぷり収穫を楽しむことができます。

今回は、シソのプランター栽培方法と、シソをたくさん使う簡単料理を紹介します。

シソの栽培方法

シソは大きく分けて緑の「青ジソ(大葉)」と、紫の「赤ジソ」があります。栽培方法や育て方はどの種類・品種でも基本的に同じですが、青ジソは株を育てながら葉を摘み取って収穫できるのに対し、赤ジソは株ごと抜き取って収穫を行うという違いがあります。

 

【土とプランター】

シソは栄養分が少ない環境では葉が固くなってしまいます。市販の野菜用培養土を使うか、再生土を使う場合は元肥をしっかり施しましょう。

プランターは深さ20cm以上のものが適しています。1つのプランターで2~3株育てるなら幅65cmほどのプランターを使うとよいでしょう。

 

【種まきと育て方】

シソの種は発芽するのに光が必要なので、株間が15~20cmになるようまき位置を決め、一か所あたり4粒ほどまき、その上に種が隠れる程度の土をかけてください。

発芽するまで毎日たっぷり水やりをし、発芽後は土が乾かないよう注意して水やりを行いましょう。

発芽して本葉が出始めたら、込み合い具合を見ながら株を間引いていきます。本葉が5枚くらいになる頃に各点で一株になるようにするとよいでしょう。間引きの際は根が絡まり合って他の株が抜けることがあるので慎重に引き抜くか、ハサミを使って根元から切りとってください。

追肥は一か月に1~2回程度です。たくさん収穫したい場合は、草丈15cmくらいになったときに摘芯をして脇芽を増やしてください。

また、株が大きくなった根元に土寄せしたり、支柱を立てたりするとよいでしょう。

 

【栽培の注意点】

気温が上がり土が乾燥しやすくなる夏は、朝夕二回水やりをするとよいでしょう。水やりをするときに葉にも水をかけて洗うようにすると害虫被害を防ぐことができます。

日が当たりすぎると葉が固くなるため、半日陰などでの栽培がおすすめです。

シソを使った簡単料理

シソは薬味以外にも様々な料理に利用できます。

 

・醤油漬け

醤油、ゴマ油、砂糖を合わせたつけ汁に洗ったシソを漬けるだけです。好みでコチュジャンなどを加えてもピリ辛でよいでしょう。

 

・パスタソース

シソをにんにく、オリーブオイルとミキサーにかけるとジェノベーゼソース風に仕上がります。瓶などに保存しておいてパスタ、ニョッキ、パンなどさまざまな料理に利用できます。

 

・シソ入りチヂミ

細かく刻んだシソをチヂミ生地に入れるとお酒のおつまみやお弁当にも最適な一品になります。好みでチーズを加えてもよいでしょう。

 

・シソ餃子

ニラの代わりにシソを使って餃子を作ると、口当たりがさっぱりしたシソ餃子になります。焼き餃子はもちろん水餃子にも最適です。

 

このほか、チキンハンバーグに混ぜ込む、肉や野菜と一緒に炒めるなどさまざまな料理に使えます。

まとめ

シソは、水と肥料さえ与えればしっかり育って長期間収穫を楽しめる初心者向けの作物です。葉だけではなく花穂も食べられますので、ぜひ栽培してみてはいかがでしょうか。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら