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初めてでも失敗しない芝生の管理方法とは?

芝生を美しく保つためには水やりや雑草の管理、芝刈りなどの日常管理に加えてエアレーションなどの作業も必要となります。
今回は、芝生のエアレーションと目土入れ、張り替えについてご紹介します。

 

芝生の管理

芝生の基本的な管理は、「芝刈り」「水やり」「除草」「施肥」の四つです。また、芝生が踏み固められた時や芝生にへこみができたときなどは必要に応じて「エアレーション」や「目土入れ」などを行います。

 

【基本管理】
日常の管理は芝生の成長に合わせて行います。芝生が伸びすぎないようにこまめに刈り、雑草が生えたら小さなうちに根元から抜き、土が乾燥しないよう注意しながら水をまんべんなく撒きます。
肥料は3月から11月までの期間、芝生の種類に合わせた量と時期で与えます。

【エアレーション・目土入れ】
エアレーションは芝生に穴をあけて空気を送り込み、土の通気性をよくすることで根の成長を促進させたり、水はけをよくしたりする効果がある作業です。
目土入れは芝生の根元に新しい土を入れることで芝の成長を促進させたり、芝生のへこみや穴を修復したりする作業です。エアレーションと合わせて行うのが一般的です。

エアレーションは芝に負担がかかるため、芝が回復しやすい芝の成長期に年一回のペースで行います。真夏の暑い時期を避けた、3月中旬から6月くらいまでと9月中旬から10月頃が適しています。
ローンスパイクやローンパンチを使って芝生に直径1〜2cmの穴を、15〜20cmの間隔で開けていきます。
エアレーションのあと、トンボなどを使って穴の部分に目土を入れます。エアレーションの穴が補修されるだけではなく、新しい土が入ることで土壌の改善効果も得られます。

芝張りと張り替え

芝張りと芝の張り替えは冬以外であれば可能といわれていますが、気温が高い夏場やすぐに気温が下がって冬になる秋に行うよりも、芝の発育が活発になり始める3月中旬から5月末くらいまでが適しています。

 

【張り方】
芝生を張る場所の土全体を、石などを取り除きながら軽く耕すように7cm程度掘って平らにならします。その上に砂を厚さ4~5cm程敷いて再び平らにならします。
全体に水を撒いて砂を締まらせた後、園芸用の培養土を厚さ2cmほど敷いて平らにならし、凸凹ができないよう注意しながら足で踏み固めていきます。これで芝を張るための準備が完了です。

次に、マット状になった芝を置いていきます。レンガのように互い違いに並べて置きましょう。芝生を置いたら芝生の上に目土を撒き、ほうきを使って全体に行きわたらせ、ローラーなどで圧着した後たっぷり水を撒きます。根が定着するまでは芝が乾燥しやすいので欠かさず水やりを行いましょう。

 

【芝の剥がし方】
張り替えを行うには、現在張ってある芝を先に剥がしておく必要があります。ターフカッターや剣先スコップを突き刺すようにして深く切れ目を入れ、手できれいに引きはがします。根が付いていて手で剥がすのが難しいときはスコップを使ってテコの原理で持ち上げて剥がします。
根を残さないよう完全に除去し、小石などがあれば取り除いておきます。
剥がした後は芝を張るときと同じように土を掘って耕し、きれいにならしてから新しい芝を張り直します。周囲に比べて低くなったり高くなったりしないよう、土の高さを調節することが重要です。

まとめ

芝張りや芝の張り替え、エアレーションはコツさえつかめば自分でも行うことができます。
しかし、範囲が広くて負担がかかる場合や不安を感じる場合は業者に依頼して管理してもらうのも良いでしょう。

 

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