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芝の施肥の基本|肥料の時期・量・撒き方を解説

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「うちの芝生、なんだか色が薄い気がする」「場所によって成長にムラがある」

せっかくの芝生が青々と茂らない場合、原因は「肥料不足」か「撒き方のムラ」にあるかもしれません。
しかし、肥料は多ければ多いほど良いわけではなく、間違った時期や量を与えると、逆に芝を枯らしてしまうこともあります。

今回は、きれいな芝生を育てるための「肥料の時期・量・撒き方」の基本を分かりやすく解説します。

芝生の施肥

なぜ芝生に肥料が必要なの?

植物の中でも、芝生は特に肥料を必要とする植物です。その理由は、「頻繁に芝刈りをするから」です。

芝生は葉を刈り込まれることで、体内の養分を大量に消費して再生しようとします。
失われたエネルギーを補給してあげないと、葉の色が薄くなり、密度もスカスカになって雑草が生えやすくなってしまいます。

窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)という植物の三大栄養素を、定期的に補給してあげることが大切です。

「高麗芝」と「西洋芝」でタイミングが変わります

肥料をあげる時期は、ご自宅の芝生が「日本芝(高麗芝など)」か「西洋芝」かによって大きく異なります。

日本芝(高麗芝・野芝など)

日本の気候に合い、冬は茶色く休眠するタイプです。

  • 施肥の時期:4月〜8月頃
  • ポイント:春に芽吹いてから、暑い夏にかけて成長が活発になる時期に与えます。秋以降に肥料が残っていると、雑草の栄養になったり病気の原因になったりするため、9月以降は控えめにします。

西洋芝(ベントグラス・ブルーグラスなど)

冬でも緑を保つ寒地型が多いです。施肥の時期は春と秋がメインです。

  • 施肥の時期:春と秋が中心
  • ポイント:日本の高温多湿な夏が苦手なため、夏場に肥料を与えると弱ってしまいます。涼しい時期に栄養を蓄えさせます。

初心者向け!肥料の選び方と量の目安

ホームセンターには多くの肥料が並んでいますが、初心者は「緩効性(かんこうせい)肥料」と書かれたものを選びましょう。
成分がゆっくり溶け出すため、効き目が長く続き、肥料による失敗(肥料焼け)が起きにくいのが特徴です。

量の目安

一般的な粒状の化成肥料(N-P-K=8-8-8や10-10-10など)の場合、1平方メートルあたり約20g〜30g(大人の手で軽く一握り程度)が目安です。
※あくまで目安ですので、最初は少なめに撒き、葉の色や伸び具合を見て調整してください。

仕上がりに差が出る!ムラのない撒き方

肥料を適当に撒くと、肥料が効いている場所と効いていない場所で「色ムラ・凸凹」ができてしまいます。

  1. 道具を使う
    手撒きよりも、ハンディタイプの散布器を使うときれいに撒けます。
  2. 縦横クロス撒き
    一度で撒ききろうとせず、量を半分に分けて、「縦方向に撒く」→「横方向に撒く」とクロスさせると均一になります。
  3. 最後に必ず水やり
    肥料を撒いた後は、葉についた肥料を土に落とし、溶かして馴染ませるためにたっぷりと水をあげましょう。

よくある失敗「肥料焼け」と「効かない時」

肥料焼け(葉が茶色く枯れる)

肥料が多すぎたり、一箇所に固まって落ちたりすると、濃度障害で根が傷んで枯れてしまいます。
もし肥料をこぼしてしまったら、すぐに取り除き、大量の水で洗い流して濃度を薄めましょう。

肥料が効かない時

肥料をあげているのに元気がない場合は、肥料不足以外の原因(水不足、土が固まっている、根詰まりなど)を疑ってみてください。

芝をきれいに育てる施肥の考え方

美しい芝生を育てるコツは、特別な肥料を使うことではありません。
「芝の種類に合った時期」に、「適量をムラなく」撒くこと。
この基本を守るだけで、見違えるほど青々とした芝生になります。

グリーンワークスでは、お庭の環境に合わせた植栽プランや、メンテナンスをご提案いたします。
お庭や植物のことでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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