和風の庭をキリッと引き締めてくれる、松などの常緑針葉樹ですが、お客様から
「いつ切ればいいの?」「自分で切ったら枝が枯れてしまった…」というご相談をよくいただきます。
実は、常緑針葉樹は落葉樹と同じ感覚でバッサリ切ってしまうのは絶対にNGなんです!
今回は、岐阜の造園会社グリーンワークスが、常緑針葉樹を美しく保つための正しい剪定時期と、初心者でも失敗しないプロのコツを分かりやすく解説します。
針葉樹はなぜバッサリ切ってはいけない?
ご家庭での剪定で一番多い失敗が、「木を小さくしたいからと、葉っぱが無い枝の途中までバッサリ切ってしまう」こと。
常緑針葉樹は、葉が全く無い古い枝まで切り戻すと、そこから新しい芽が出ずにその枝が丸ごと枯れてしまいます。
剪定する際は、「必ず葉っぱが残る位置で切る」こと、そして「大きく形を変えるのではなく、今ある形を透かして整える」ことが大前提となります。
ベストな時期は「春〜初夏」と「秋」
剪定の適期は、新芽の成長が落ち着く「春〜初夏(5月〜6月頃)」と、冬に向けて樹形を整える「秋(9〜10月頃)」の年2回が目安です。
真夏の猛暑日に切ると切り口から木が弱りやすく、真冬は寒さでダメージを受けてしまうため、極端な気候の時期は避けましょう。
(※松の「みどり摘み」や「もみあげ(葉をむしる作業)」など独特のお手入れも、基本はこの時期の気候に合わせて行います)
基本の「透かし剪定」3ステップ
外側を丸く刈り込むのではなく、不要な枝を根元から切って風通しを良くする「透かし剪定」が基本です。
いきなり全体を切らず、以下の順番で進めましょう。
💡手順
- まずは枯れ枝を切る
茶色く枯れている枝や、明らかに弱っている枝を根元から落とします。 - 内側の混み合った枝を抜く
枝が重なって日当たりが悪くなっている部分の「細い枝」や「内側に向かって生えている枝」を根元から切ります。 - 遠くから見て微調整
飛び出している枝先を、「必ず葉を残して」少しだけ切ります。
脚立に上ったまま作業を続けるのではなく、こまめに木から離れて「全体のバランス」を見ながら進めるのが失敗しないコツです。
剪定をプロに任せた方がいいケース
以下のような場合は、ご自身で切る前に一度プロにご相談ください。
💡ご自分での剪定が難しい例
- 樹齢を重ねた立派な松(枝ぶりが複雑で、切る枝の見極めが難しいです)
- 大きくなりすぎて、一度で小さくしたい(強剪定が必要な場合)
- 電線や隣の家にかかっている(高所作業は危険が伴います)
常緑針葉樹は、一度切り間違えると元に戻るまでに何年もかかってしまいます。
「自分では手に負えない」「大切な木だから失敗したくない」と感じた時は、ぜひお気軽にグリーンワークスへご相談ください。
岐阜エリアのお庭に合わせ、木の健康を第一に考えたプロの剪定をご提案いたします。