色鮮やかな小さな花が手毬のように集まって咲くカランコエ。
室内で手軽に楽しめる鉢花として人気ですが、「すぐに花が終わってしまった」「葉っぱばかりで翌年は咲かなかった」というお悩みもよく耳にします。
実はカランコエを長く楽しむためには、ちょっとした「多肉植物ならでは」のコツがあるんです。
今回は岐阜の造園会社グリーンワークスが、初心者の方でも失敗しない育て方と、来年も花を咲かせるための管理ポイントを分かりやすく解説します。
枯らす原因は水のやりすぎ?「乾かし気味」が元気の秘訣
カランコエを育てる上で一番大切なのは、「多肉植物の仲間」だということを知っておくことです。
葉や茎に水分をたっぷり蓄えているので、常に土が湿っている状態は大の苦手。
💡育て方のコツ
- 水やり
土の表面がしっかり乾いてから、数日おいて与えるくらいでちょうど良いです。
鉢底から流れるまでたっぷりあげたら、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。 - 置き場所
お日様が大好きです。室内の日当たりの良い窓辺がベストポジション。
ただし、岐阜の厳しい真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので、夏場だけは半日陰に移動させてあげてください。
今の花を長持ちさせる「花がら摘み」のひと手間
次々と花を咲かせるカランコエですが、咲き終わってしおれた花(花がら)をそのままにしておくと、種を作ろうとして株のエネルギーを使い切ってしまいます。
枯れた花を見つけたら、その都度こまめに摘み取ってあげましょう。
これだけで株の消耗が抑えられ、残っている蕾が次々と元気に開いてくれます。見た目もずっと綺麗に保てますよ。
花が終わったら「切り戻し」でリフレッシュ!
全体の花が終わったら、来年に向けての準備期間です。
伸びすぎた茎をそのままにせず、思い切って半分くらいの高さでバッサリと「切り戻し」を行いましょう。
節の少し上で切ることで、そこから新しい脇芽が出て、バランスの良いこんもりとした形に整います。
この時、傷んだ葉や密集した枝も整理して風通しを良くしてあげると、蒸れによる病気を防ぐことができます。
【プロの秘訣】来年も咲かせるための「短日処理」
カランコエは「短日植物(たんじつしょくぶつ)」といって、夜の時間が長くなることで「そろそろ花を咲かそう!」とスイッチが入る性質を持っています。
もし、夜も明るいリビングなどにずっと置いていると、植物が「まだ昼だ」と勘違いして、いつまでも花芽を付けてくれません。 秋(10月頃)になったら、夕方5時から翌朝8時くらいまで段ボール箱を被せて真っ暗にする「短日処理」を1ヶ月ほど続けてみてください。
このひと手間で、来年もまた可愛い花に出会える確率がぐっと上がります!
毎日を彩るカランコエを、もっと身近に
「乾くまで水をやらない」「枯れたら摘む」「花後は切る」。
この3つを意識するだけで、カランコエは長く繰り返し楽しむことができる植物になります。
グリーンワークスではカランコエのような鉢花から、お庭を彩る大きな植栽まで、植物のことなら何でもご相談いただけます。
植物が大好きなスタッフが、あなたの大切な一鉢やお庭の悩みに、親身になってお答えしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。