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リビングでシイタケ栽培?!子どもと一緒に楽しめるシイタケ栽培キットとは?

秋の味覚といえばキノコですが、昨今の外出自粛などの影響もあり、自宅で手軽にシイタケを栽培できるシイタケ栽培キットが人気を集めています。

管理も簡単で子供と一緒に栽培や収穫を楽しめるシイタケ栽培キットとはどのようなものなのでしょうか。

シイタケ栽培キットとは

シイタケの栽培方法には、原木栽培と菌床栽培の二通りがあります。

原木栽培はナラやクヌギなどの原木にシイタケの種菌を打ち付け、屋外に並べておくという方法で、原木ならではの香りや味が魅力です。

しかし、原木栽培は原木を立てかけるスペースが必要であったり、一定期間ごとに原木をひっくり返したりしなくてはならないうえ、屋外で栽培することから虫などがつきやすいことから、家庭で手軽に楽しみたいという人には不向きでした。

菌床栽培はオガクズなどで作った菌床ブロックを使う栽培方法で、大手キノコメーカーなどが採用しているキノコ栽培方法です。菌床栽培できるキノコは種類が限られていますが、屋内で管理できるため衛生的なうえ、原木栽培よりも早く収穫できるというメリットがあります。

シイタケ栽培キットは家庭で育てられる菌床栽培キットで、菌床を水洗いした後、直射日光が当たらない場所に置いておけば、一週間程度で収穫を楽しむことができます。

栽培中の管理方法

シイタケをはじめとしたキノコは野菜ではなく菌類ですので、直射日光や乾燥に弱いという特徴があります。栽培期間中は菌床が乾燥しないよう、一日1~2回程度霧吹きなどを使って水やりを行い、大きな袋や専用の栽培容器などで覆い、湿度を保ちましょう。

キノコが好む環境はカビにとっても好ましい環境であるため、栽培中はカビに注意する必要があります。空気中のカビが菌床についたり栽培容器の中に入ったりするのを防ぐため、水やりや収穫はなるべく短時間で行いましょう。

菌床ブロックの表面などにつく白いものはシイタケ菌なのでそのままにしていても問題ありませんが、緑や青の場合はカビですので、水で洗い流してください。

シイタケが発生するのは気温が10~20℃の環境ですので、それよりの高温・低温の環境では芽が出にくくなり、50度以上になると菌が死滅していまいます。夏は冷蔵庫に入れ、冬は冷えすぎない温かい場所で管理しましょう。

芽が出ない時

寒暖差や衝撃などの刺激で発生する性質があるので、なかなか芽が出ないときは18℃以下の水に1~2時間程度浸けた後、手で軽く叩いて発芽をうながし、通常通り管理してみてください。

まとめ

シイタケの収穫は芽が出てからおよそ一週間後です。キッチンバサミや包丁などを使ってカットして収穫しましょう。

発生状況などにもよりますが、収穫は3回程度楽しむことができます。

また、全ての収穫が終わった菌床は燃えるゴミとして出すことができます。

 

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