色や品種も豊富で、お庭にアクセントや彩りを与えるカラーリーフとは?おすすめの種類5つ。
花は庭や花壇を鮮やかに彩ってくれますが、開花シーズンを過ぎると茎と葉だけになって寂しい印象になりがちです。
しかし、葉が黄色や赤、黒、茶色、銀色など彩り豊かなカラーリーフ上手に取り入れると花がない季節でも寂しい印象にならず、お庭にアクセントを与えることができます。
カラーリーフにはどのような種類があるのでしょうか。
ラミウム
ラミウムはシソ科の植物で、春の七草のひとつ「ホトケノザ」の仲間です。ガーデニングでは紫の花を咲かせるラミウム・マクラツムや黄色い花を咲かせるラミウム・ガレオブドロンが人気ですがいずれも寒さに強く冬でも葉を楽しむことができます。
白に緑の縁取りがある葉のビーコンシルバー、濃い緑の葉に白い絵の具を筆でひと塗りしたような葉のロゼウム、半日陰でよく育つ斑入りの葉が特徴のバリエガツムなど、品種が豊富なので好みや環境に合わせて選ぶことができます。
ヘデラ
ヘデラは「アイビー」とも呼ばれるツル性のカラーリーフで、耐寒性耐暑性が共に強く、一年を通して葉を楽しむことができます。緑に黄色や白の斑が入った品種や季節によって変化する品種など葉色のバリエーションが豊富なだけではなく、星のような愛らしい形も魅力の一つです。
500種以上の品種があるといわれており、好みの色や葉の形、大きさで選ぶことができます。生育力が強いので初心者にもおすすめですが、おいしげすぎた場合は剪定が必要です。
ヒューケラ
カラーリーフの定番ともいえるヒューケラは、程よい草丈とこんもりと茂った美しい株姿で存在感があるカラーリーフです。銅葉やオレンジ、赤、黄緑、斑入りなど葉の色もバリエーション豊富でヒューケラだけを寄せ植えにして楽しむこともできます。
耐寒性や耐暑性に優れており冬でも常緑で葉が残るうえ、春から夏にかけては花も楽しむことができます。水はけがよく栄養のある土であればしっかり育つので管理しやすく初心者でも簡単に育てることができます。
アジュガ
低い草丈で這うように広がるアジュラは、濃い紫、白やピンクの斑入り、緑にクリーム色の斑入りなど葉のバリエーションが豊富なだけではなく、春から初夏にかけてピンクや青紫色の花を多数咲かせてくれるカラーリーフです。
乾燥に弱いため直射日光が当たる場所には適しませんが、耐陰性があるので日陰でもよく育ちます。冬でも葉が残るので一年を通して楽しむことができます。
ユーフォルビア
葉や株姿がユニークなユーフォルビアは、一年草、多年草、低木、多肉植物などバラエティが豊富で、葉色や花色、大きさの種類も豊富です。常緑性の品種と落葉性の品種がありますが、常緑の品種であれば冬でも楽しめます。育てる場所や用途、イメージなどに合わせて好みの品種を選ぶとよいでしょう。
まとめ
カラーリーフにはさまざまな種類があり、色や形、株姿などそれぞれ異なる特徴があります。花壇やコンテナ、寄せ植え、ハンギングバスケットなど思い思いのスタイルで楽しむことができるので、イメージに合った植物を見つけて取り入れてみてはいかがでしょうか。