スイーツのように甘い!?高糖度のスイーツキャベツとは?おすすめの品種3つと美味しい食べ方。
サラダやスープ、炒め物などに活躍するキャベツは品種改良が盛んで、味わいや食味、栄養価などのバリエーションが豊富な野菜です。近年、キャベツの中でも糖度が高く甘みが強い品種が人気を集めており、スイーツキャベツと呼ばれるようになりました。
高糖度のキャベツにはどのような品種があり、どのような食べ方が適しているのでしょうか。
スイーツキャベツの品種
スイーツキャベツは高糖度キャベツを冬の寒さにあてながら栽培したキャベツのことです。そのため、スイーツキャベツは秋冬どりか、越冬栽培の品種となります。
また、東京都では一定の出荷品質を満たしたものだけを「スイーツキャベツ」と呼んでおり、糖度9度未満であれば高糖度品種であってもスイーツキャベツの認定を受けることができません。
今回は、スイーツキャベツとして高糖度キャベツの品種を紹介します。
【キャンディキャベツ】
キャンディキャベツは、みずみずしさとシャキシャキした歯ごたえ、スッキリした甘さが特徴で、9月ごろに定植、12月~3月ごろに収穫できるキャベツです。中でも、1月下旬から2月末ごろに収穫したキャンディキャベツは霜にあたって甘みが増して特においしいといわれています。
【とくみつ】
とくみつは「天使のキャベツ」とも呼ばれる高糖度キャベツで、サクサクした食感と豊富な水分、強い甘みが特徴です。最大糖度12度にもなるといわれており、糖度8度以上のものだけが「天使のキャベツ」と呼ばれます。収穫時期は12月中旬~2月中旬ごろです。
【あまかぜ】
あまかぜは年内からと年明けにかけて収穫できる高糖度キャベツで、サクサクした食感が特徴です。最高糖度12度程度で、越冬していない年内どりでも糖度9度ほどになります。
スイーツキャベツの食べ方
スイーツキャベツは生でもみずみずしく甘いので、サラダにするか、パンに挟んでサンドイッチなどにしてもとてもおいしいです。
また、加熱すると甘みが増すため、蒸しキャベツやロールキャベツ、お好み焼きにもおすすめです。
まとめ
高糖度キャベツのなかには市場にあまり出回らない品種も多く、一般のスーパーなどでは手に入りにくいかもしれません。地域によっては入手困難なこともあるので、味わってみたいという方は自分で育ててみるとよいかもしれません。
一度味わうと普通のキャベツはあまり食べなくなってしまうほどおいしいので、ぜひ栽培に挑戦してみてください。