寄せ植えで楽にステキな玄関を。玄関先におきたい寄せ植え用花5つ。
季節やイベントに合わせて家の外観イメージを変えたいと思っても、エクステリアを変更したりデコレーションしたりするのは、なかなか難しいものです。
そんなときは色々な花を一つのプランターや鉢に植えて飾る「寄せ植え」を利用すれば、手軽に玄関周りを彩ることができます。
寄せ植えを楽しむ方法
寄せ植えは大きめの鉢やプランターにさまざまな花を植えて楽しむ方法で、コンテナガーデンとも呼ばれます。
色や高さが異なる花を組み合わせるだけではなく、大きめの容器を使えば低木も寄せ植えにすることができます。多肉植物のみ、カラーリーフのみなど、特定の植物だけで作った寄せ植えなども人気があります。
寄せ植えの作り方は、大きめの容器に鉢底石をしいて少し土を入れ、ポットを仮置きしてレイアウトを決めたら苗を取り出して置き、間に土を入れ込んでいきます。ある程度土を入れたら鉢の外側をトントン叩き、土が隙間なくいきわたるようにします。
組み合わせ方は自由ですが、日当たりや水分、土の酸性度などの好みが似た植物同士を組み合わせるのが基本です。
寄せ植え向きの花
寄せ植えには様々な花を使うことができますが、病気に強く花期が長いものであれば初心者でも管理しやすく、長く楽しむことができます。容器の形、花の大きさ、色、高さなどの組み合わせを変えて色々な寄せ植えを楽しんでみましょう。
【パンジー・ビオラ】
パンジーとビオラは大きさ、形、色などのバリエーションが豊富な上、晩秋から春までと花期が長いのが特徴です。メインにも脇役にも利用でき、花が少ない冬でも楽しめることから寄せ植え用の花の定番となっています。
【ベゴニア】
ベゴニアは熱帯や亜熱帯に自生する多年草で、花もちがよく花姿も美しいことから人気の園芸植物です。丈夫で育てやすく、花の色も赤、ピンク、白などと豊富で春から秋まで長く楽しむことができます。
日陰でもよく育ちますが直射日光には弱いので、夏は半日陰環境で管理するとよいでしょう。また、冬の寒さは苦手です。
【ゼラニウム】
丈夫で育てやすく、春から秋まで長く楽しめるゼラニウムは、初心者向けの植物です。虫除け効果があるといわれており、ヨーロッパではベランダや玄関にゼラニウムを飾る習慣があります。
600以上の品種があるため、色や花姿が異なるゼラニウムどうしを寄せ植えにしてもよいでしょう。
【ペチュニア】
朝顔のようなラッパ型の花姿が美しいペチュニアは、「花壇の女王」のとも呼ばれている花です。花色が豊富なだけではなく、大輪、小輪、八重咲などバラエティに富み、花期は初夏から秋までと長いため寄せ植えに最適です。
【マーガレット】
冬から初夏まで咲き続けるマーガレットは、代表的な白のほか、パステルピンクや黄色などの花色があるだけではなく、八重咲やアネモネ咲きなど花姿のバリエーションも豊富です。
丈が少し高いため、丈の低い花を組み合わせることで立体的な寄せ植えを演出することができます。
まとめ
寄せ植えは花の種類、色、丈や大きさの組み合わせだけではなく、容器の形や素材、飾り方のスタイルなどでも異なる雰囲気を楽しむことができます。どのような雰囲気に仕立てたいかをイメージして、自分好みの花を使った寄せ植えを楽しんでみてはいかがでしょうか。