紫陽花など、初夏を感じさせる寄せ植えにおすすめの花5つ。
気温が高くなり植物の生育が旺盛になる初夏は、ガーデニングや寄せ植えを楽しむのに最適な季節です。夏の寄せ植え作りは本格的な梅雨が始まる前の五月ごろが適していると言われていますが、五月に作るなら初夏を感じられる花を使って寄せ植えをしてみてはいかがでしょうか。
今回は、初夏を感じさせる寄せ植えにおすすめの花を紹介します。
ペチュニア
初夏から秋にかけて鮮やかな花を咲かせるペチュニアは、地植えはもちろん、寄せ植えや鉢植えにも最適です。花色が豊富なため、白や青でまとめて初夏らしく爽やかに仕立てたり、赤やピンクで元気に仕立てたりしてもよいでしょう。
ペチュニアだけで寄せ植えにしてもよいですが、カラーリーフなどと合わせて変化を楽しんでもよいでしょう。
インパチェンス
日当たりの悪い場所でも旺盛に育つインパチェンスは、初夏から秋まで長く楽しむことができるだけではなく、白、赤、ピンク、オレンジ、複色、一重咲きや八重咲きなど、色や花姿のバリエーションがとても豊富なため、寄せ植えの主役にも脇役にも使うことができます。
丈が低めであるため、低木など高さがある植物の株元に植える花として最適です。
デュランタ
しだれた枝に青や青紫の花を咲かせるデュランタは、寄せ植えの主役にも最適な低木植物です。剪定の仕方で高さや幅に変化を持たせることができるため、カラーリーフと合わせたり丈の低い花と合わせたりするなど、さまざまなレイアウトを楽しむことができます。
枝がしだれる特徴を活かし、ハンギングスタイルで楽しんでもよいでしょう。
紫陽花
梅雨を彩る花の代表といえる紫陽花は、花が大きな半球状になって咲くセイヨウアジサイ、深い色合いと控えめなボリュームがシックな印象のヤマアジサイといった種類があるほか、花色もピンクや紫、アンティークカラーなどバリエーション豊富なことが特徴です。
比較的ボリュームのある低木であるため、初夏を感じる寄せ植えの主役に最適です。
ただし、水と日陰を好むため、乾燥気味な環境や日当たりのよい環境を好む植物との寄せ植えには向いていません。
オキシペタラム(ブルースター)
星型の花が特徴的なオキシペタラムは、薄青色から濃い青色、濃い青色からピンク色へと色の変化を楽しむことができることから人気が高く、暑さにも強いため、夏の寄せ植えに最適な花です。
花期が初夏から秋までと長く、乾燥気味でもよく育つため初心者でも手軽に育てることができます。ブルースターという名前で出回っていることもあります。
まとめ
初夏を感じさせる花には、乾燥気味を好む花と、水を好む花があるため、組み合わせを考えるときは色や丈だけではなく、好む環境をそろえることに注意しましょう。
また、夏の寄せ植えにカラーリーフを使うと立体的で爽やかな印象に仕上がります。