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デイジー、忘れな草、クリスマスローズなど、秋に植え付ける花6つ。

暑い夏が過ぎて庭仕事をしやすい秋は、冬~春にかけて咲く花を植え付けるシーズンでもあります。特に、春に咲く球根の花や宿根草は寒さに当てないと花が咲かないものや、寒さに当てることで花の数が増えるものがあるため、秋植えがベストです。

今回は冬から春に花を楽しめる秋植えの花を紹介します。

スノードロップ

東ヨーロッパ原産で寒さに強いスノードロップは、2~3月ごろに可憐な花を咲かせる球根植物です。10月頃に植えると放任でも綺麗な花が咲きますが、開花後は10日に1回程度液肥を与えると株の勢いが保たれ、長く楽しむことができます。

休眠中の球根は掘りあげず植えっぱなしでよいのも魅力です。

デイジー

デイジーは白、ピンク、赤、紫、複色などの豊富な花色と、一重咲きやポンポン咲きなどの花姿のバリエーションが魅力のキク科の花です。

種まきのシーズンは秋ですが、12月〜3月頃に苗が出回り始めるので苗から育ててもよいでしょう。

3月ごろから旺盛に花がつくため、10日に1回程度液肥を施すと下部が充実してよく咲きます。

忘れな草

青や紫、ピンク色の小さな花をたくさんつける忘れな草は3月ごろから5月ごろまで長く花を咲かせてくれる人気の花です。夏の暑さに耐えられず枯れてしまうことが多いのですが、気候条件などが合えば夏を越すことも可能です。

また、花が咲いた後は花ガラを摘むと株が弱るのを防ぐことができますが、そのままにしておくと「こぼれ種」で増えて翌年も花を咲かせる可能性があります。

クリスマスローズ

クリスマスローズはキンポウゲ科の常緑性多年草で、早咲きの品種は冬、一般的な品種は早春に花を咲かせます。花色は紫、ピンク、白、黄色、グリーン、茶色、黒、など。花姿も一重や八重などがあり、シックで清楚な佇まいが人気を集めています。

宿根性で一度植えれば何年も楽しめ、大きく育ったら株わけで増やすことも可能です。

ノースポール

マーガレットに似た白い花をたくさん咲かせ、こんもりと茂った姿が愛らしいノースポールは、草丈が低く花姿が控えめであることから寄せ植えの前景にも最適な花です。

種は秋と春にまくことができますが、秋にまいておくと冬の間に根が張って株が充実し、花がつきがよくなります。

パンジー・ビオラ

パンジーとビオラは花が少ない冬の庭を鮮やかに彩る花として人気がありますが、花期が長いため冬だけではなく、春も楽しむことができます。

花の色や花姿のバリエーションが豊富で、植える場所や見た目の好みに合わせて好きな品種を選べるのが魅力です。

10月ごろから苗が出回り、園芸種は主に冬、原種系は春に花を咲かせます。園芸種は一年草ですが、原種系は多年性の品種もあります。

まとめ

このほか、プリムラやアネモネ、スイセン、ポピーなど、多種多様な花を植え付けることができます。開花のタイミングが異なる花を数種類植えておくと、長い期間様々な花を楽しむことができます。

 

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