セダム、サボテン、アロエなどロックガーデンにおすすめの植物5つ。
大小さまざまな石を使って空間を作り、石の間に植物を植えて作るロックガーデンは、手軽に個性的に作れる庭として近年人気を集めています。石の種類、配置、使う植物によって洋風にも和風にも仕上げられるのもロックガーデンの魅力ですが、どのような植物が適しているのでしょうか。今回はロックガーデンにおすすめの植物を紹介します。
サボテン
トゲのある見た目が特徴的なサボテンは、形、大きさ、色合いのバリエーションが豊富です。乾燥地帯の植物というイメージがあるためロックガーデンとの相性もよく、豊富なバラエティを駆使したサボテンメインのロックガーデンを作ることもできます。
品種によっては寒さに弱く冬越しができないものもありますので、気候に合った種類を
選ぶことが重要です。
多肉植物
セダム、アロエ、カランコエ、コノフィツムなどの多肉植物は、洋風、南国風はもちろん、その姿形によっては和風のロックガーデンにもマッチします。育て方は種類によって違いますが、手間をかけずに長期間楽しめるものが多いのも魅力です。
ハーブ
ラベンダー、ローズマリー、レモングラスなどのハーブ類は生育旺盛で育てやすいだけではなく、花や葉に見ごたえがあり、料理などにも使えるなどさまざまなメリットがあります。ロックガーデンにもよく合い、ヨーロッパ風、乾燥地帯風、リゾート風などさまざまなイメージに合
わせられます。セージやレモングラスであれば和風のロックガーデンに合わせられるかもしれません。
シダ類
太古の昔から地球上に存在したワラビ、ウラジロ、ヒトツバ、リョウメンシダ、イノモトソウ、トキワシノブなどのシダ類は、自然な雰囲気を感じられるロックガーデンとの相性がとてもよく、和風、洋風、南国風など、さまざまなテイストにマッチします。
耐陰性が強く、他の植物にはあまり適さない日陰でもよく育ち、栽培の手間も掛かりません。
山野草
自然な雰囲気が魅力のロックガーデンには、華やかな花よりも素朴で可憐な印象の花が合います。イチリンソウ、スミレ、キキョウ、サクラソウ、野菊、フロックスなどの山野草はロックガーデンが持つ自然な雰囲気を壊すことがありません。特に、高山植物などの丈が低い花や這うように広がる花はロックガーデンにおすすめです。
園芸種でも丈が低い花であればマッチします。
まとめ
今回、おすすめの植物を紹介しましたが、ロックガーデンにはこれを植えなければならないという決まりがあるわけではありません。
例えば、丈が高い花や華やかなで大ぶりな花はバランスがとりにくく、ロックガーデンには使いにくいかもしれませんが、組み合わせやレイアウトを工夫すれば綺麗に仕上がりますので、イメージや好みに合った花を選んで、自由なロックガーデンを作ってください。