何を植えたらいい？春から夏の寄せ植えにおすすめの花5つ

気温が上がりさまざまな花が開花する春は寄せ植えを作るのに最適なシーズンです。気温の変動が激しい春から夏の寄せ植えは、ある程度の耐寒性と耐暑性を備えた花が適しています。

今回は、春から夏の寄せ植えおすすめの花をご紹介します。

バーベナ

バーベナは約250種の野生種があり、品種改良で様々な園芸品種も登場している花です。白、赤、ピンク、紫などの小花が枝先に毬のように連なって咲くのが特徴で、洋風の寄せ植えにも和風の寄せ植えにもよく合います。這うように低く咲く品種、上に伸びて高さが出る品種があり、花姿のバリエーションも多いので、作りたい寄せ植えの形に合わせて選べるのも魅力です。

開花期が5月から11月ごろまでと長く、夏でも旺盛に成長するので初心者でも育てやすいでしょう。

トレニア

トレニアは4月から11月までと花期が長く、耐陰性もあり、初心者でも育てやすい事で人気のある花です。色は青、紫、白、ピンク、黄があり、コンパクトに仕立てやすいので寄せ植えに最適です。草丈は20〜30cm程度と低めなので、丈の高い花と組み合わせてもよいでしょう。

ブラキカム

ブラキカムは「姫コスモス」とも呼ばれるキク科の花で、コスモスに似た葉とデージーに似た小さくて可憐な花が特徴です。草丈は10〜30cmと低く、洋風にも和風にもよく合い、花期も3月から10月までと長いため、寄せ植えの前景や脇を彩る花として最適です。

ルピナス

ルピナスは「昇り藤」と呼ばれることもある花で、名前のとおり藤の花が上向きに伸びているような見た目をしています。花期は4月から6月と短めですが、青、白、赤、ピンク、オレンジ、紫など色の種類が豊富で、草丈も30以上ある花ですので、春から夏の寄せ植えのメインに最適です。

一年草なので夏越しや冬越しなどを考える必要もなく、「この時期だけの花を楽しみたい」という方におすすめです。

ガーベラ

ガーベラはスッと伸びた茎の先に花びらがたっぷりついた花が咲くキク科の多年草です。品種によって春咲きと秋咲きがありますが、夏も少ないながら花を咲かせてくれます。花色は赤や黄色、オレンジ、ピンク、白などがあり、草丈は20〜80cm程度、シンプルでありながら見ごたえのある花なので、寄せ植えのメインに最適です。