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初心者でも育てやすい!夏の暑さに強い植物6選。

花が多い春や初夏を過ぎ気温の高い夏になると、緑が増える一方で花は減って物足りない印象になりがちです。夏は暑さや日光で植物が弱って枯れてしまうことも多く、初心者には難しいというイメージがある季節です。しかし、暑さに強い種類を選べば夏でも花を楽しむことが可能です。

今回は、夏の暑さに強く、初心者にも育てやすい植物を紹介します。

千日紅

千日紅はレンゲのような花をつけるヒユ科の植物です。種まきの時期は5月頃、日当たりの良い場所であれば栄養分の少ない土でもしっかり育ち、5月から11月ごろまで可憐な姿をみせてくれます。暑さと乾燥に強く、追肥などもあまり必要ないので初心者でも簡単に育てられます。虫などはつきにくいですが、花ガラがついたままになっていると病害虫被害の原因になることがあるため、枯れたら早めに摘み取るとよいでしょう。

ペチュニア

ペチュニアはハンギングや寄せ植えなどで人気の花です。品種が多く色や咲き方のバリエーションが豊富なため好みに合わせて品種を選べるほか、花がたくさんつき、花期も11月ごろまでと非常に長いことから初夏から秋までの庭や玄関先を華やかに飾りたいという方におすすめです。種まきは4月から5月ですが、5月ごろに出回る苗を使う方が手軽です。

多湿環境に弱いため、適度な剪定や花ガラ摘み、下葉の除去などで風通しを良くする必要がありますが、生育が旺盛なため初心者でも楽に育てられるでしょう。

インパチェンス

インパチェンスは熱帯アフリカ原産の一年草です。日光を好みますが半日陰でもよく育ち、色や咲き方のバリエーションも豊富なため、寄せ植えやハンギング用の花としても人気があります。

寒さに弱いため、苗の植え付けは気温が十分に上がる5月ごろ。花期は5月から11月と長いため、長期間花を楽しみたい方に適しています。水切れと肥料切れに注意していれば次々に花を咲かせてくれるので初心者でも育てやすく手軽に楽しめるでしょう。

マリーゴールド

日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばないマリーゴールドは、花期が4月から12月までと非常に長く、ほとんど放任でも旺盛に育つ花です。フレンチ種とアフリカン種がありますが、アフリカン種は特に暑さに強く高温でも咲き続けます。地植えであれば水やりや追肥なども必要なく、鉢植えやコンテナ栽培、寄せ植えにも適しているので、自分好みのスタイルで初心者でも手軽に栽培出来ます。

エボルブルス

エボルブルスはアメリカンブルーとも呼ばれるヒルガオ科の多年草です。暑さに強いだけではなく、ある程度の耐寒性があるため、暖地であれば冬越しして翌年も花を楽しむことができます。

日当たりの良い水はけのよい場所を好み、地面を這うように広がり、枝の先に小さな青い花をつけるのでグラウンドカバーにも最適です。植え付けシーズンは4月から6月、花期は5月から10月頃で、水切れと肥料切れに注意していればしっかり育ちます。

ルリマツリ

ルリマツリは5月から10月ごろまで爽やかな青い花を繰り返し咲かせる常緑性の植物です。寒冷地で屋外の冬越しは難しいですが、暖地であれば冬越しが可能なので、一度植えれば何年も花を楽しむことができます。

日当たりと風通しが良く、水はけの良い土を好み、地植えであれば水やりをする必要もありません。病害虫にもかかりにくく成長が早いため、初心者でも育てやすいでしょう。

まとめ

熱帯原産の植物など暑さに強い植物であれば気温が高い夏でも美しい花や緑を楽しむことができます。好みの色や花姿、育て方の植物を選んで、夏の庭を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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