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夏からの種まきや苗植えにおすすめの秋野菜6選。

気温が高く植物にとっては過酷な季節となる夏は、植物の栽培が難しく種まきや苗の植え付けには適しておらず、7月までには植えつけを終わらせていないと秋まで何もできないというイメージがあります。

しかし実際は、夏に植えて秋に収穫できる野菜もあり、7月や8月からでも間に合う秋野菜もいくつか存在します。

今回は、7月以降に種まきや苗の植え付けて秋に収穫できる野菜を紹介します。

 

セロリ

セロリは7月から8月頃に苗の植え付けを行い、秋から冬にかけて収穫できるセリ科の野菜です。栽培期間がやや長めで乾燥と高温にやや弱いため管理が少し難しいですが、プランターで育てることができ、外側から摘み取っていく方法であれば長く収穫を楽しめます

 

ササゲ

ササゲは小豆に似た赤い豆で、ひょろりと長いサヤが特徴です。種まきは7月上旬から、収穫は9月以降が目安です。

旺盛にツルを伸ばして育つため支柱やネットが必要ですが、暑さに強くやせ地でもよく育つうえ病害虫にも強く初心者でも育てやすいといわれています。地植えでもプランターでも栽培可能で、収穫後は乾燥させれば長期保存可能です。

 

アサツキ

アサツキはワケギやラッキョに似た葉野菜で、8月中旬から9月頃に種球を植え付けると10月から11月頃に収穫できます。病害虫に強く剪定なども必要ないので栽培の手間が少なく、初心者でも育てやすいのが特徴です。株元を5cm程度残すように収穫すると、新芽が伸びて翌年の春にも収穫できます。

 

キャベツ

キャベツは年に数回種をまくことができますが、夏に種をまいて秋冬に収穫するキャベツは肉厚で身がつまり、スープや煮物に適しています。

病害虫被害に遭いやすいため、植え付けたら秋まで防虫ネットや寒冷紗をかけて栽培してください。

 

白菜

白菜は暑さが落ち着いた8月下旬から9月頃に種をまき、早生種なら約二か月で収穫可能です。冷涼な環境を好むため、気温が高い年は遅れ気味に種をまくか、プランター栽培にして涼しい場所で管理するとよいでしょう。

病害虫被害に遭いやすいため、植え付けたら防虫ネットや寒冷紗をかけて栽培してください。

 

大根

大根は土質を選ばず管理が楽で初心者でも育てやすい野菜です。土を深く耕したり、土寄せしたりする必要はありますが、ミニ品種や短形品種ならプランター栽培も可能です。

植え替えできないため直まきでの栽培しかできませんが、間引いた株も食べられるのである程度多めにまいても無駄になりません。

 

まとめ

野菜の成長に適した温度の上限は高くても30度程度であることが多いため、30度を超える日もある夏場は種まきや苗の植え付けには向いていないと言えます。

しかし、暑さに強い野菜であれば比較的育てやすいほか、プランターに植えて涼しい場所で管理したり、日よけなどの暑さ対策をすることで育てられる野菜もあるので、栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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