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人気のものからすぐに売り切れてしまう。この時期におすすめな球根類の購入タイミングについて

夏が終わり気温が下がり始める秋は、春に咲く花の球根を植え付けるシーズンです。秋植えの球根は園芸品店やホームセンターのほか、インタ―ネットなどでも購入でき、定番の花なら100均でも購入可能です。
しかし、人気がある品種や色の花はすぐに売り切れてしまい、植え時まで待っていたら購入できなかったということも少なくありません。
球根を購入するならいつ頃が良いのでしょうか。

 

秋植え球根の「植え時」と「買い時」

秋植え球根の植え時は品種や地域などによって違いがありますが、一般的には気温が15度くらいになる10月頃といわれています。そのため、9月に入ってからどこに何を植えるか計画を立てる人も多いでしょう。
しかし、人気がある球根は10月の「植え時」には売り切れていて手に入らないか、入手困難になっていることもしばしばです。
秋植え球根の流通は8月の終わりごろから始まり、9月になるとある程度種類が増えてきます。
8月ではまだ流通が始まっていない花が多いため、購入できるのは主に9月から、9月中旬ごろになると数も種類も豊富になります。人気の花の球根は早く売り切れてしまうので、植え付け時期よりも早い9月が「買い時」となります。

 

植え付けまでの保管方法

植え付け時期より早く購入した球根は、適期になるまで保管しておく必要があります。
秋植えの球根は暑さに弱いものが多いため、直射日光が当たる場所など高温での保存は避けましょう。芽が出なくなったり花が咲かなくなったりする可能性があります。
また、湿度の高い場所で保管するとカビが生える原因になります。
高温多湿にならない、涼しくて風のよい場所で保管しましょう。土の上などに置くと水分を吸ってしまう可能性があるため、ネットに入れて吊るす方法がおすすめです。

 

おすすめの秋植え球根

秋植えの球根は夏ごろに掘り上げなければならない花もありますが、基本的には植えっぱなしでよいものも多く、一度植えれば何年も楽しむことができます。

 

【チューリップ】
チューリップは春に花を咲かせる秋植え球根の代表的な花です。様々な色や形の品種が開発されており、薔薇のような八重咲き、豪華なフリル咲き、個性的なフリンジ咲きの品種は人気が高く早く売り切れてしまうことがあります。
草丈や開花時期も品種によって違うため、春の庭を長く彩るのに最適です。

 

【ムスカリ】
小さなブドウのような花穂が可愛らしいムスカリは、一度植えれば植えっぱなしでも毎年花を咲かせることから初心者に人気のある花です。
青紫色が定番カラーですが、白やピンクなどもあります。
なかでも、薄いブルーの品種は人気が高く早く売り切れてしまう傾向があります。

 

【アネモネ】
球根の花は開花期間が短めの花が多いといわれていますが、アネモネは開花期間が比較的長く、長期にわたって楽しめる花です。
赤、白、ピンク、紫のほか、パステルカラーや複色のアネモネも登場しており、八重咲き品種、大輪、小輪など種類も豊富です。
毎年新品種が開発される人気の花です。

 

まとめ

秋植えの球根は植え付け時期である10月でも購入できますが、人気の品種は早く売り切れてしまうため9月ごろに購入するよう準備しておくとよいでしょう。
また、管理が適切でないとせっかく買った球根が腐ったり使えなくなったりするので、保管するときは温度や風通しに注意して適切に管理しましょう。

 

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