「毎年咲いていたのに、花が減った気がする…」
それは鉢の中で根(レンコン)が詰まっているサインかもしれません。 ハナハスを元気に保つには、春の「株分け」が必須です。
「難しそう」と敬遠されがちですが、実は「芽の扱い」さえ気をつければ家庭でも簡単。失敗しないコツをポイントを絞ってご紹介します。
ベストな時期は「桜が咲くころ」
作業の適期は、寒さが和らぎ、新芽が動き出す3月中旬〜4月頃。
「桜の開花時期」を目安にすると分かりやすいです。
早すぎると寒さで傷み、遅すぎると伸びた芽を折ってしまうリスクが高まるため、「芽が動き出したけれど、まだ葉は開いていない」タイミングを狙いましょう。
絶対に守りたい「芽」のルール
株分けで一番の失敗原因は、大事な「新芽」を折ってしまうこと。
土の中のレンコンは折れやすいので、赤ちゃんを扱うように優しく掘り上げてください。また、乾燥が大敵です。作業中は直射日光や風を避け、手早く進めましょう。
3ステップで完了!実践手順
- 掘り上げる
鉢をひっくり返し、ホースの水で土を洗い流してレンコンの姿を確認します。 - 切り分ける
ふっくらした良い芽がついているレンコンを選びます。「レンコン3節(ふし)+新芽」を1セットにして切り分けるのがプロのコツ。これより小さいと、その年の花が咲きにくくなります。ハサミは清潔なものを使いましょう。 - 植え付ける
容器に土を入れ、レンコンを横向きに寝かせます。お尻(切った方)を少し下げ、芽がある方を少し上げるとスムーズに育ちます。最後に芽が隠れるか隠れないかくらい薄く土を被せます。
水加減が成功の鍵!
植え付け直後、いきなり水をなみなみと注ぐのはNGです。
最初は土の表面から5〜10cm程度の「浅水」にしましょう。水深が浅いほうが太陽熱で土が温まりやすく、発芽が促されるからです。
葉っぱが水面に浮いてきたら、成長に合わせて徐々に水位を上げていきましょう。
夏の開花を楽しみに
株分けは、蓮にとってのリフレッシュ手術。
最初は心配かもしれませんが、新しい葉が展開してくれば一安心です。 肥料は、浮き葉(水に浮く葉)が2〜3枚出てからスタートするのが安全です。手をかけた分、夏に咲く花の美しさは格別ですよ!