すらりと長く伸びた、立派な長芋が掘れた時の快感や達成感は、長芋栽培ならではの醍醐味です。
一見難しそうですが、実は病害虫に比較的強く、ポイントさえ押さえれば家庭菜園でも立派な長芋が作れます。
今回は、失敗しないための「土作り」と「管理の基本」を解説します。
成功の9割は「土作り」で決まる
長芋がまっすぐ伸びるか、曲がってしまうか。それは「土の柔らかさ」にかかっています。
地中深く伸びようとした時に、石や硬い土の塊があると、そこで成長が止まったり変形したりしてしまいます。
畑の場合
とにかく深く耕し、石を取り除きます。深く掘るのが難しい場合は、土を高く盛る「高畝(たかうね)」にするのがおすすめ。水はけも良くなり一石二鳥です。
袋栽培もアリ
「そんなに深く掘れない!」という方は、肥料袋や深型のプランターを使った栽培(袋栽培)も手軽でおすすめですよ。
植え付けは「春」・種芋は「市販」で
植え付けの適期は、暖かくなってきた春(桜の咲く頃)です。
初心者の場合、種芋はホームセンターなどで売られている「消毒済みの市販品」を使うのがおすすめです。
自分で切って使う場合は、切り口をしっかり乾かさないと腐る原因になります。 植える際は、芽が出る方を上にして、土をかけすぎない(深植えしない)ように注意しましょう。
放置厳禁!「つる」と「肥料」の管理
支柱やネットを立てる
成長スピードが早いので、放っておくと地面でジャングル状態になってしまいます。早めに支柱やネットに誘引し、風通しを良くしてあげましょう。夏は「緑のカーテン」としても優秀です。
肥料は控えめに
長芋は、肥料をあげすぎると「葉っぱばかり茂って芋が太らない」という失敗をしがちです。元肥を入れたら、追肥は様子を見ながら控えめに。「ちょっと足りないかな?」くらいが、芋を太らせます。
収穫は慎重に
秋が深まり、葉が黄色く枯れてきたら収穫のサインです。ここからが本番!早く見たくて力任せに引っ張ると、地中でポキッと折れて涙することに…。
スコップで周りの土を少しずつ崩し、全体が見えてから取り出すのがコツ。宝探しのように、時間をかけて掘り上げる工程も楽しんでください。
まとめ
長芋作りは、少し手間がかかる分、きれいな芋が掘れた時の喜びはひとしおです。
まっすぐ育てるためにまずは「ふかふかの土作り」から挑戦してみてくださいね。