暖かくなり、お部屋の観葉植物たちも新しい葉を出し始める春。
この時期は、植物を元気に長く育てるための「植え替え」に最も適した季節です。
ですが、間違ったやり方で行うと逆に植物を弱らせてしまうことも。
今回は、岐阜で造園や植物管理を行うグリーンワークスが、初心者でも失敗しない植え替えのタイミングと、プロ目線のコツを分かりやすく解説します。
いつやるの?春が最適な理由とベストな時期
観葉植物の多くは暖かい地域が原産のため、気温が上がる春から夏にかけて活発に成長します。この成長期に合わせて植え替えを行うことで、根へのダメージからの回復が早くなるのです。
ベストなタイミングは、「最低気温が15℃以上で安定してきた頃」。
岐阜周辺であれば、だいたい5月中旬〜6月頃が目安です。 逆に、猛暑日の続く真夏や、冬の寒い時期の植え替えは植物にとって命取りになるため避けましょう。
こんな症状が出たら植え替えのサイン!
植物の症状が1つでも当てはまれば、鉢の中で根がパンパンに詰まっている(根詰まり)可能性があります。
- 鉢の底穴から根が飛び出している
- 水をあげても、土に弾かれてなかなか染み込んでいかない
- 逆に、水やりをしてもすぐに土が乾いてしまう
- 下の方の葉が黄色くなって落ちてきた
初心者でも安心!失敗しない植え替え3つのステップ
ポイントさえ押さえれば、植え替えは決して難しくありません。
- 鉢は「一回りだけ」大きいものを選ぶ
一番多い失敗が「大は小を兼ねる」と大きすぎる鉢を選ぶこと。
土がいつまでも乾かず、根腐れの原因になります。今の鉢より直径が3cmほど大きいもの(1号アップ)を選び、市販の「観葉植物の土」を用意しましょう。 - 古い土と根を「軽く」整理する
前日から水やりを控えて土を乾かしておくと、鉢から抜きやすくなります。
抜いた株は、外側の古い土を3分の1ほど軽く落とし、黒く傷んだり腐ったりしている根だけをハサミで切り落とします。
健康な根まで切りすぎないよう注意してください。 - 隙間なく土を入れ、たっぷり水やり
新しい鉢の底に鉢底石を敷き、株を中心に置いたら、隙間に新しい土を入れていきます。
鉢の側面を軽くトントンと叩いて土を馴染ませ、最後に「鉢底から水が流れ出るまで」たっぷりと水を与えて土と根を密着させます。
ここに注意!植え替え直後の「NGなお世話」
植え替え直後の植物は、人間でいうと手術直後のような状態で、とてもデリケートです。
- 直射日光に当てるのはNG
1〜2週間は明るい日陰(レースのカーテン越しなど)で休ませます。 - すぐに肥料をあげるのはNG
弱った根に肥料は刺激が強すぎます。新しい芽が動き出してから、控えめに与え始めましょう。
大きな観葉植物の植え替えは、プロに頼っても大丈夫です
植え替えは、植物をリフレッシュさせ、春からの成長をより楽しむための大切な作業です。
まずは小さな鉢から、無理のない範囲で挑戦してみてください。
「鉢が大きくて重すぎる」「根がガチガチで鉢から抜けない」「大切な植物を枯らしてしまわないか不安」といった場合は、無理せずプロにご相談ください。