さつまいもは、家庭菜園でも育てやすく、植え付けからおよそ120日ほどで収穫できる人気の作物です。
ただ、苗を買ったあとに「このまま植えていいの?」「しおれているけど大丈夫?」「いつ収穫できるの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
植え付け時期や水やりのコツを押さえておけば、初心者の方でも育てやすい作物なので、この記事で基本を押さえてチャレンジしてみましょう。
さつまいも苗を植える時期
さつまいも苗の植え付け時期は、5月上旬〜6月中旬頃が目安です。
気温が十分に上がり、遅霜の心配がなくなってから植えると安心です。
さつまいもは寒さに弱いため、気温が低い時期に植えると根付きにくくなります。
土がしっかり温まり、日中も暖かくなってから作業するのがポイントです。
収穫は9月下旬〜11月中旬頃が目安になります。植え付け時期や品種、地域によって多少前後しますが、植えてから約4か月後を一つの目安にすると分かりやすいです。
苗がしおれていても大丈夫?
さつまいも苗は、店頭に並んでいる時点で少ししおれて見えることがあります。初めて見ると心配になるかもしれませんが、完全に傷んでいなければ問題ない場合も多いです。
さつまいもは、茎の節から根が出て活着します。植え付け後に水分を吸えるようになると、少しずつ葉が立ち上がってきます。
ただし、葉が黒く傷んでいる、茎が腐っている、乾ききってパリパリになっている苗は避けたほうが安心です。購入後すぐに植えられない場合は、乾燥しないよう新聞紙などで軽く包み、涼しい場所で保管しましょう。
さつまいも苗の植え方
さつまいも苗は、まっすぐ立てて植えるよりも、茎を寝かせるように植えるのが一般的です。
植え方にはいくつかありますが、家庭菜園では「斜め植え」や「水平植え」が扱いやすいです。茎の節が土に触れるように植えることで、そこから根が出て芋が付きやすくなります。
植え付けるときは、葉の部分を土に埋めず、茎の節が数か所土に入るようにします。植えた後は、苗と土がなじむようにしっかり水を与えましょう。植え付け直後はしおれやすいため、晴天が続く場合は数日間様子を見ながら水やりを行うと安心です。
水やりと肥料のポイント
さつまいもは、根付いた後は比較的乾燥に強い作物です。植え付け直後は活着を助けるために水やりが必要ですが、根付いたあとは水を与えすぎないようにします。
水が多すぎると、つるや葉ばかりが茂り、芋が太りにくくなることがあります。地植えの場合は、根付いた後は雨に任せても育つことが多いです。プランター栽培では土が乾きやすいため、表面が乾いたら水を与えます。
肥料も控えめが基本です。特に窒素分が多い肥料を与えすぎると、葉ばかりが茂る「つるぼけ」になりやすくなります。元肥を入れすぎず、追肥も株の様子を見ながら控えめに行うとよいでしょう。
収穫までの流れ
植え付け後、苗が根付くとつるがどんどん伸びていきます。葉が元気に広がっていれば、基本的には大きな手入れは多くありません。
収穫の目安は、植え付けからおよそ120日後です。葉が少し黄色くなり始めた頃が掘り取りのタイミングになります。霜に当たると芋が傷みやすいため、寒くなる前に収穫しましょう。
収穫するときは、いきなりつるを引っ張らず、株元から少し離れた場所をスコップで掘り、芋を傷つけないように掘り上げます。掘りたてのさつまいもは甘みがまだ落ち着いていないため、少し置いてから食べるとおいしくなりやすいです。
まとめ
さつまいもは、植え付け後の管理が比較的シンプルで、収穫の楽しさも感じやすい野菜です。苗が少ししおれていても慌てず、植え付け時期・植え方・水やりの基本を押さえて育てていきましょう。
春から初夏に植え付け、秋に掘り上げるまでの流れが分かると、家庭菜園の楽しみがぐっと広がります。
お子さまと一緒に育てる野菜としても、さつまいもは取り組みやすい一つです。
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