観葉植物やガーデニングを始めると、「いつ・どんな肥料を与えればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
肥料は正しく使うことで、植物をより元気に、美しく育てることができます。
今回は、肥料の基本的な役割から元肥と追肥の違い、タイプ別の与え方や注意点まで分かりやすく解説します。
肥料は何故必要?植物を育てる基本の役割
植物は太陽の光と水、空気中の二酸化炭素を使って光合成を行い、生きていくための栄養を作ります。
しかし、それだけでは大きく健康に育つための栄養が不足してしまいます。
鉢植えなどに使用する土に含まれる養分には限りがあるため、人間でいうサプリメントのような役割として肥料を与える必要があります。
特に「窒素・リン酸・カリ」の3大要素は、葉や茎、花、根を丈夫に成長させるために欠かせない栄養素です。
元肥と追肥は何が違う?使うタイミングを覚えよう
| 元肥 | 追肥 | |
| 与えるタイミング | 植え付け・植え替え時 | 成長期 |
| 主な役割 | 成長の土台作り | 成長中の栄養補給 |
元肥は育てる前に与える肥料
元肥(もとごえ)とは、新しい苗を植え付ける時や、種をまく時にあらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。
これから育つ植物の成長の土台となる栄養で、じっくり時間をかけて効果が続く緩効性の固形肥料が一般的に使われます。
追肥は育てている途中に与える肥料
追肥(ついひ)とは、植物が育っていく途中で、減ってしまった栄養を補うために与える肥料です。
成長期に葉や茎がどんどん伸びたり、花や実をつけたりする際、スタミナ切れを防ぐ栄養補給の役割を果たします。
形状で変わる!固形肥料と液体肥料の正しい与え方
固形肥料
土の上や中に置いて使う固形肥料は、水やりや微生物の分解によって少しずつ成分が溶け出します。
効果が数ヶ月〜半年ほど続くため、効果を長持ちさせたい時に最適です。
元肥として使う場合:
植え付けや植え替えの際に、あらかじめ土全体にしっかり混ぜ込んでおきます。
追肥として使う場合:
茎や根に直接触れて傷まないよう、株元から少し離した鉢のフチ付近に置きます。
液体肥料
水で薄めて使う液体肥料は、根からすばやく吸収されます。
持続期間は短いですが(効果は1〜2週間程度)、「今すぐ元気にしたい時」などの即効性を求める場面に優れています。
元肥として使う場合:
水と一緒に流れ出てしまうため、原則として元肥には使用しません。
追肥として使う場合:
原液は刺激が強すぎるため、必ずパッケージに記載された決められた倍率(500倍〜1,000倍など)に水で薄め、水やり代わりに与えます。
肥料をあげるときに気をつけたいポイント
肥料焼けを防ぐ
肥料を規定量以上に与えたり、濃い液体肥料を与えたりすると、根の水分が奪われて根腐れのような症状を起こす、肥料焼けが発生します。
葉が黄色く変色したり萎れたりする原因となるため、必ず説明書通りの量を守りましょう。
季節や植物の状態に合わせる
植物には成長期と休眠期があります。
暖かくなる春から秋の成長期には適切に肥料を与えますが、成長が止まる冬の休眠期は原則として肥料を控えましょう。
また、猛暑で弱っている時や病害虫の被害を受けている時に肥料を与えると逆効果になるため、植物の状態を観察して調整することが大切です。
肥料の使い方を覚えて植物を元気に育てよう
肥料の「元肥・追肥」と「固形肥料・液体肥料」の組み合わせや特徴をしっかりマスターすれば、初心者の方でも植物をより大きく、美しく育てることができます。
ぜひ日頃のガーデニングや観葉植物のお手入れに活かしてみてください。
グリーンワークスでは、元肥や追肥をはじめとする、植物や野菜に必要な肥料を取り揃える農芸屋を営んでおります。
育てたいものに沿ってご提案させていただくことも可能ですので、お気軽にお立ち寄りください。