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就職、栄転、還暦、退院など、お祝いにおすすめな鉢・花にはどんなのがありますか?

入学や卒業のシーズンである春は新しい門出を祝うことが多い季節。花束や鉢植えをプレゼントとして贈りたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、春に多い就職や栄転などだけではなく、還暦や退院などの各種お祝いのシーンに適した鉢植えや花について紹介します。

選び方のポイント

お祝いに花を贈るときに注意したいのが、どのような種類のお祝いなのかということです。

例えば、就職や新築、開業など「長く続いてほしい祝い事」の場合は長く花を楽しめる鉢植えが適していますが、退院祝いなどはお祝い事の前に入院という不幸があるため、長く続く(繰り返す)のは好ましくない祝い事です。このような場合、根を下ろし長く生きる鉢植えではなく、花束が適しています。

 

また、鉢植えの場合はもらった人が管理がしやすいことも重要なポイントです。管理に手間やお金がかかる植物は、受け取る側の負担が大きくなってしまいます。香りが強すぎる花なども、受け取る人の好みがわからない場合は避けた方がよいでしょう。

花言葉も意識したい

花の種類や色などによってつけられた「花言葉」のなかには不吉な意味を持つものもあります。

例えば、アレンジメントなどに使われることがあるマリーゴールドは、オレンジや黄の明るい花色と花もちのよさからお祝いに最適なように感じますが、「嫉妬」「絶望」「悲嘆」といった花言葉を持っています。

このほか、黄色いバラは「愛情の薄らぎ」「嫉妬」、オレンジのユリは「憎悪」、黄色いカーネーションは「軽蔑」など、花束などに使われやすい花の中にも不吉な花言葉を持つものがあるので、事前に調べるなど注意が必要です。

花言葉を意識しないという方も多いですが、余計なトラブルを避けるためにも花言葉を意識しておくとよいでしょう。

おすすめの鉢・花

育てやすさや花言葉を考慮した場合、お祝いに適した鉢や花にはどのようなものがあるのでしょうか。鉢植えや切り花で送れるおすすめの植物を6つ紹介します。

 

【モンステラ】

モンステラは鮮やかな緑と個性的な形の葉が明るく元気な印象の観葉植物です。花言葉は「壮大な計画」「嬉しい便り」など。開業や独立などのお祝いに適しています。

 

【ガジュマル】

ガジュマル

ユニークな形が魅力のガジュマルは「多幸の木」という別名でも親しまれています。花言葉は「健康」で、その名の通り生育旺盛な縁起の良い植物です。

 

【ブルーベリー】

ブルーベリーは、「実りある人生」「知性」「信頼」「思いやり」といった花言葉を持っています。丈夫で育てやすく、上手に育てれば収穫も楽しめます。

 

【ストック】

優しいパステルカラーと心地よい芳香が魅力のストックは、「見つめる未来」という花言葉を持っています。夏の暑さに弱いため一年草として扱われますが花もちがよく、鉢でも切り花でもプレゼントに適しています。

 

【ストレリチア】

ストレンチア

鳥のような花姿から「極楽鳥花」と呼ばれるストレリチアは「輝かしい未来」という花言葉を持った縁起の良い花です。乾燥に強く観葉植物としても楽しめるため、鉢でも切り花でもプレゼントに適しています。

 

【ガーベラ】

花色が豊富で存在感のある大きな花が特徴のガーベラは、「希望」「常に前進」「上機嫌」など、ポジティブな花言葉を数多く持っています。花姿がシンプルなので、性別や年齢を問わず贈ることができます。

まとめ

管理のしやすさや見た目、花言葉などを意識すると、贈る花の候補がある程度決まってきます。受け取る人の好みやサイズなども考慮して、その人に合った植物を選べるとよいですね。

 

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