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万願寺唐辛子、甘長など辛くない唐辛子のプランター栽培法について。

さまざまな料理に利用される唐辛子には、鷹の爪、ハバネロ、島唐辛子などの辛い種類と、万願寺唐辛子、甘長、ししとうなど辛くない種類があります。一般的な唐辛子に対し「甘唐辛子」などと呼ばれ、ピーマンやパプリカと同じように使われていますが、甘唐辛子はプランターでも栽培しやすく、初心者でも育てやすいことで人気があります。

今回は、辛くない唐辛子のプランター栽培についてご紹介します。

栽培方法

唐辛子の仲間は虫がつきにくく旺盛に育つため初心者でもかんたんに育てられます。脇芽かきなどをしなくてもそれなりの収穫が見込めますが、脇芽を取ったほうが収量が多くなります。

 

【土・植え付け】

唐辛子は根があまり深く張らないため、プランターは深さ20cm程度の一般的なものを使います。一つのプランターに複数植え付ける場合は株間が20cm以上開くよう植え付けましょう。

種から育てるのは管理が難しいため、園芸店などで苗を購入して育てるのがおすすめです。4月ごろから苗が出回り始めますが、寒さに弱いため植え付けは気温が高くなった5月上旬以降が適しています。

土は市販の野菜用培養土で構いませんが、水はけを良くするために「くん炭」などを少し加えてもよいでしょう。日当たりがよく温かい場所で管理してください。

 

【水やり】

植え付け直後は根を定着させるためたっぷりと水を与えますが、根が定着した後は土が乾いたら水やりをする程度で構いません。あまり水を与え過ぎると根が成長せず夏の暑さに耐えられずかれる可能性があります。

ただし、根が浅いため水切れを起こしやすいので、気温が高くなる夏場などは特に注意が必要です。甘唐辛子は高温乾燥状態が続くと辛くなってしまうので、乾燥状態が続かないよう気を付けてください。

 

【支柱立て・摘芯・脇芽取り】

根が浅く風で倒れやすいため、植え付け時に80cm程度の支柱を一本立てて支えておきましょう。

最初についた花(一番花)は蕾のうちに摘み取り、主枝の先から2節目でカットして摘芯し、その後伸びてきた脇芽を3つほど伸ばして育てていくとたくさん収穫できます。

 

【追肥】

唐辛子は肥料が少なくても比較的よく育ちますが、プランター栽培は水やりのたびに栄養分が流れ出てしまいます。

また、実ができ始めると株疲れを起こしやすくなります。2週間に1回程度のペースで液体肥料を与えれば株疲れを防ぎ、たくさん収穫することができます。

収穫

甘唐辛子は実がついてから時間が経つと、緑から黄色や赤に色が変わります。色が変わるのは熟した証拠なので食べても問題ありませんが、熟すまで育てると株が疲れてしまいますので、熟しきらないうちに収穫してしまいましょう。収穫のタイミングは品種などによって違いますが、ししとうの場合、最初の実は少し小さめの長さ3~4cm、それ以降は長さ5~6cmで収穫します。少し早いなと感じる程度のタイミングで収穫するとよいでしょう。

まとめ

甘唐辛子には、ししとうや万願寺唐辛子、伏見唐辛子などのほか、パレルモ、カレイドスコープ、ライムホルンなどさまざまな種類があります。少ない手間でたくさん収穫できるだけではなく、可愛らしい花も楽しめるので、ベランダなどで気軽に育ててみてはいかがでしょうか。

 

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