一覧に戻る

手作り苔玉でインテリアをグリーンに!作り方とお手入れ法

苔玉は、そのシンプルで自然な美しさから、インテリアや癒しのアイテムとして近年ブームとなりました。手軽に始められる苔玉づくりですが、美しく育て続けるには適切なお手入れが欠かせません。今回は、苔玉の作り方と日々のお手入れ法、さらには植え替えのタイミングと方法までをご紹介します。

 

苔玉栽培の基本

苔玉の魅力

苔玉は、手間いらずで緑豊かな雰囲気をお部屋にもたらしてくれます。リーズナブルに始められる点も魅力の一つです。苔玉を飾ることで、部屋に自然の息吹を取り入れ、日々の生活に癒やしを提供してくれます。

栽培に適した鉢や置き場所

苔玉を健康に育てるには、風通しの良い場所を選ぶことが重要です。室内であれば、直射日光を避け、湿気が少ない日陰が最適。ベランダや庭では直接地面に置かず、空気が通るように棚の上に置くと良いでしょう。

苔玉の日々のお手入れ

水やりのポイント

苔は見た目に反して水分を保持しにくい特性があります。苔玉が乾燥しているかは、触ってみた感触や持ち上げた時の重さで判断しましょう。夏場は毎日、冬場は週に1回程度が目安です。水やりは、苔玉を水に浸すことで行います。

カビや虫の対策

カビが生えやすい高温多湿を避け、定期的に換気をすることが大切です。カビや虫が発生した場合は、早めに対処しましょう。カビには薄めた木酢液が効果的です。虫の場合は、必要に応じて植物用の殺菌剤や殺虫剤を使用します。

苔玉の作り方

本物の苔を使った作り方

這苔(ハイゴケ)を使うと、初心者でも扱いやすく、管理もしやすい苔玉が完成します。ケト土、富士砂、赤玉土などを混ぜ合わせた土を用意し、植物の根を包んでから、水に浸した苔で覆います。最後に糸でしっかりと固定すれば、美しい苔玉の完成です。

フェイクモスでの作り方

フェイクモスを使用した苔玉作りも一つの方法です。フェイクモスは水に浸して使用します。植物の根を整え、フェイクモスで包んだ後、余分な隙間に土を詰め、お好みの器に入れて完成させます。フェイクモスを使うことで、より手軽に苔玉を楽しむことができます。

苔玉の植え替え

植え替えは苔玉の健康を保つために重要な工程です。2~3年に1回、植物の成長に合わせて行うことが推奨されます。春が植え替えに適した時期です。苔をはがし、古い土を洗い流した後、新しい土で根を包み直し、再び苔で覆って固定します。

まとめ

苔玉は、緑豊かな癒やしの空間を提供してくれる素晴らしいインテリアです。作り方もシンプルで、日々のお手入れもそう難しくはありません。適切な水やりと、時には植え替えを行うことで、長く美しい苔玉を楽しむことができるでしょう。自然の美しさを感じながら、手作りの苔玉でインテリアをグリーンに彩り、日々の生活に癒やしの時間を取り入れてみてください。

 

そのほかの「よくある質問」はこちら