庭に映える!紫陽花おすすめ品種4選|花色の変化や育てやすさで選ぶ品種ガイド
庭や鉢を華やかに彩る紫陽花。でも、「種類が多すぎて選べない」「育てやすい品種はどれ?」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、人気の紫陽花4品種を比較しながら、選び方のポイントと育て方のコツをお伝えします。
品種選びの3つのポイント
① 開花期で選ぶ:
開花期間が長い品種ほど、季節の移ろいを長く楽しめます。たとえば、ラグランジアは6〜9月と開花が長く、夏の間中咲き続けます。一方、アナベルやハイドランジアは6〜7月の初夏に見頃を迎えます。
② 花色変化を楽しむ:
ハイドランジアは土のpHによって花色が青〜ピンクに変わります。酸性の土では青、アルカリ性ではピンクに。コンペイトウも咲き進むにつれ淡い色合いに変化し、風情があります。花色を固定したい場合はアナベル(白花)が安心です。
③ 耐寒性で選ぶ:
寒冷地なら耐寒性の高いアナベルや山アジサイ系のコンペイトウがおすすめです。西洋アジサイはやや寒さに弱いため、鉢植え管理が向いています。
人気品種4選とおすすめポイント
アナベル|手間いらずの白い球状花
剪定がラクで毎年よく咲く、初心者向きの定番品種。ナチュラルガーデンにも合い、強風や寒さにも比較的強いのが特徴です。
ラグランジア ブライダルシャワー|どこから見ても満開
四方咲きの花つきで、株全体がこんもりと咲き誇ります。剪定なしでも毎年花をつけるので、手間をかけたくない方に最適です。
ハイドランジア(西洋アジサイ)|青〜ピンクの色変化が楽しい
土壌の酸度で色が変わるため、同じ株でも育てる場所で印象が変わります。華やかで存在感があり、洋風ガーデンにぴったり。
コンペイトウ|涼やかな星形の花で和の趣も
小さめの株で鉢植えにも向き、玄関先やベランダでも楽しめます。山アジサイの血を引くため、比較的涼しい場所を好みます。
寄せ植え・剪定・色あせ防止のコツ
寄せ植えの工夫:
草丈が合うホスタやギボウシなど、日陰に強い宿根草と合わせると互いを引き立てます。コンペイトウは小型の草花とも相性がよく、鉢植えアレンジに◎。
剪定の基本:
アナベルは秋〜早春に強めに剪定OK。一方、西洋アジサイやコンペイトウは「花がらの下2節」で切るのが翌年の開花につながります。ラグランジアは自然樹形でも花がつきやすいので、剪定不要な点も魅力です。
色あせを防ぐには:
花がらを早めに摘むことで色持ちがよくなります。また、西日の当たらない半日陰に植えると退色を防げます。
まとめ:手入れも楽しめる、あなただけの一株を
紫陽花は品種によって花色も手入れの手間も大きく違います。育てやすさで選ぶならアナベルやラグランジア、花姿や変化を楽しむならハイドランジアやコンペイトウ。ご自宅の環境や好みに合った一株を選び、季節の移ろいを楽しんでみてください。