ハイポネックスや活力液、木酢液など、液体肥料の選び方と上手な使い方。
園芸や家庭菜園に使用する肥料にはペレット、粒などの形をした「固形肥料」と、溶液や粉末を水に溶いて使う「液体肥料」の二通りがあり、早く効果を出したいときは液体肥料、ゆっくり効かせたいときは固形肥料というように使い分けるのが一般的です。
また、液体肥料はその特徴からプランターや鉢植えで使われるほか、土を使わない水耕栽培にも用いられます。
今回は、液体肥料の種類や特徴、選び方や使い方のポイントを紹介します。
液体肥料の種類や特徴
液体肥料には大きく分けて「ストレートタイプ」「原液タイプ」「粉末タイプ」があります。
【ストレートタイプ】
「ハイポネックスストレート液肥」に代表されるストレートタイプは、水で希釈せずそのまま使用できる液体肥料です。初心者でも扱いやすく、早く使いきれるためプランターや鉢植えなどで小規模に園芸を楽しんでいる方に向いています。
土にさして使うアンプル状の「活力液」などもストレートタイプの液体肥料の一つといえますが、活力剤は一般の液体肥料に比べると栄養分が少なめになっている、肥料分を含まずビタミンやミネラルのみを補給するタイプもあるなど、肥料としては使えないものもあるため注意が必要です。
【原液タイプ】
園芸や家庭菜園に使用する肥料にはペレット、粒などの形をした「固形肥料」と、溶液や粉末を水に溶いて使う「液体肥料」の二通りがあり、早く効果を出したいときは液体肥料、ゆっくり効かせたいときは固形肥料というように使い分けるのが一般的です。
また、液体肥料はその特徴からプランターや鉢植えで使われるほか、土を使わない水耕栽培にも用いられます。
今回は、液体肥料の種類や特徴、選び方や使い方のポイントを紹介します。
液体肥料の種類や特徴
液体肥料には大きく分けて「ストレートタイプ」「原液タイプ」「粉末タイプ」があります。
【ストレートタイプ】
「ハイポネックスストレート液肥」に代表されるストレートタイプは、水で希釈せずそのまま使用できる液体肥料です。初心者でも扱いやすく、早く使いきれるためプランターや鉢植えなどで小規模に園芸を楽しんでいる方に向いています。
土にさして使うアンプル状の「活力液」などもストレートタイプの液体肥料の一つといえますが、活力剤は一般の液体肥料に比べると栄養分が少なめになっている、肥料分を含まずビタミンやミネラルのみを補給するタイプもあるなど、肥料としては使えないものもあるため注意が必要です。
【原液タイプ】
「メネデールやさい肥料原液」「ハイポニカ」など、水で希釈して使う液体肥料は、手間はかかりますが土の状態や植物の種類にあわせて濃度を変えられるというメリットがあります。
また、少ない原液からたくさんの肥料を作ることができるため、大きな花壇や畑、庭全体など広範囲に使いたい方に向いています。
「木酢液」は水で希釈して使用する園芸資材ですが、土壌改良や根を活性化させる効果は認められているものの、成分や品質が安定しづらく肥料としてはあまり利用されません。病害虫対策や土の活性化を促す補助剤として、液体肥料や固形肥料とあわせて使用するとよいでしょう。
【粉末タイプ】
「微粉ハイポネックス」などの粉末タイプは、原液タイプの液体肥料と同じような特徴があります。農家などに向けた業務用製品が多く、一般家庭用としてはあまり販売されていません。携帯性の良さなどから、水耕栽培キットに付属していることがあります。
選び方と使い方
液体肥料を選ぶときは、どのような成分がどれくらい、どのようなバランスで含まれているかに注目して選びましょう。
リン酸・カリウム・窒素が同じバランスで含まれている肥料は植物全般に幅広く使用できますが、特定の栄養を多く消費する植物を育てるときや、成長時期に合った成分を与えたい、食味をアップさせたいなどの目的がある場合は、用途に合った成分とバランスのもの選びましょう。「草花用」「観葉植物用」「野菜用」「バラ用」「トマト用」など、種類に合わせて作られた肥料を選んでもよいでしょう。
購入時はどの程度の頻度でどれくらい与えるのかを確認して選んでください。粉末や原液タイプの場合、頻度が多いと手間がかかって負担を感じるかもしれません。
また、液体肥料は効果が早く切れるからと肥料を与える頻度を多くしたり、希釈率を守らずに与えたりすると肥料焼けなどのトラブルを招くことがあります。説明書に書かれた方法を守って使用してください。
まとめ
液体肥料には様々な種類があり、用途にあったものを選んで使うことが重要となります。何を選べばよいかわからない、使い方がわからないという場合は、園芸店のスタッフなどに相談するとよいでしょう。