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草刈機が動かない! 考えられる原因と対処法。

庭や畑の手入れで活躍する草刈り機ですが、いざ使おうとしたら動かない、動いたけれどすぐ止まったなどトラブルが起こることも多い道具です。今回は、草刈機が動かない場合に考えられる原因と対策をご紹介します。

 

燃料やオイルのトラブル

エンジン式の草刈機のトラブルとしてもっとも考えられるのが燃料やオイルが原因で起こるトラブルです。4サイクル、2サイクルのいずれの場合でも、エンジン式の草刈機が動かない場合は燃料やオイル周りからチェックしていきましょう。

 

寒さやエンジンの劣化でかかりにくい

寒さやエンジンの劣化によって燃料の噴射量が落ち、エンジンがかかりにくくなることがあります。

燃料の噴出量を増加させる「チョーク」をONにしてエンジンをかけましょう。古い草刈機の場合はチョークをONにしてもかかりにくい傾向があるので、スターターを勢いよく引くとよいでしょう。

また、チョークはエンジンが温まってきたらOFFにすることを忘れないようにしましょう。

 

スパークプラグのトラブル

スパークプラグは噴射した燃料に着火する装置です。プラグが汚れていたり、プラグの中で燃料漏れが起こって(燃料かぶり)いたりすると火花が出ず、燃料に着火することができません。

プラグから燃料が漏れていないか、汚れていないかを確認し、ウエスやブラシを使って掃除する、またはプラグを交換しましょう。

 

燃料の劣化

劣化した燃料は粘度が高くなり、燃料と空気を混合させるキャブレターを詰まらせることがあります。

燃料が劣化していると感じた時は、古くなった燃料を捨てて新しい燃料に交換してください。

 

燃料切れ

給油を忘れたり、自然放電によってバッテリーが空になっていたりしないか確認し、切れていたら草刈機に合った燃料を補給しましょう。

 

エンジンの焼き付け

2サイクルエンジン式の草刈機はガソリンとエンジンオイルを混合した燃料を使用しますが、エンジンオイルが薄すぎる燃料やガソリンのみを燃料に使うとエンジンが焼き付けて動かなくなってしまいます。

焼き付いたエンジンは自分で対処するのが難しいので業者に修理を依頼しましょう。また、焼き付けを起こさないよう、燃料間違いには注意しましょう。

 

エアフィルターのトラブル

燃料を燃やすためには空気が必要ですが、エアフィルターが詰まっていると空気を取り込むことができずエンジンがかからない、かかりにくい、かかってもすぐ止まってしまうなどのトラブルが起こります。

エアフィルターを取り外し、詰まったゴミや汚れを取り除きましょう。

 

その他のパーツのトラブル

始動するけれど刃が回転しない場合、動力部と刈刃を繋いでいるクラッチシュー、クラッチドラム、シャフトなどのパーツが摩耗していたり正しく取り付けられていない可能性があります。動力を一旦停止し、各パーツの状態を確認しましょう。

 

まとめ

草刈機が動かない原因はさまざまあり、自分で対処できるケースと出来ないケースがあります。自分では対処できないと感じたときや、どう対処すればよいかわからないというときは、農機具を取り扱っている業者に相談・修理依頼するとよいでしょう。

グリーンワークスでは草刈機の修理も承っています。草刈機が動かない、動くけど止まってしまうなどのトラブルでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

 

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