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一度は育ててみたい、ゴージャスで華やかな変り種のフリルパンジー(ビオラ)5つ。

冬の庭を彩る花といえばパンジーですが、パンジーは色や形のバリエーションが豊富で毎年のように新しい品種が発表されています。なかでも、花びらがウェーブしているフリルパンジーはゴージャスで華やかな印象があり、変わり種として人気があります。

今回は、そんな変わり種のフリルパンジー・ビオラをご紹介します。

ヌーヴェルヴァーグ

ヌーヴェルヴァーグは数十種類の品種を交配させて作られた、30年以上の歴史がある個性派のビオラです。花色のバリエーションが豊富で200種以上あるといわれています。

アンティークな雰囲気の色合いが多く、華やかでありながらどこか控えめで気品にあふれているのが特徴です。花つきがよく一株でも見ごたえがありますが、色違いで寄せ植えにするとさらに目を引く存在となります。

ムーランフリル

ムーランフリルはドレスのようなフリルがドラマチックで美しいパンジーです。その高貴な印象から「貴族のパンジー」とも呼ばれることもあるムーランフリルですが、最大の特徴は1株から様々な色の花がグラデーションのように咲く「キメラ咲き」であることです。

ブルー系のパープルからピンク系のパープルが楽しめる「ライトビオレッタ」、淡いピンクから鮮やかなレッド系の花をつける「ローザ」、パステルカラーが柔らかい「パステルルージュ」、花の色がリバーシブルの「トリコロールルージュ」、墨のような漆黒や濃紺が荘厳でミステリアスな「ネロ」などバリエーションが豊富なので、好みのイメージに合わせて育てることができます。

ドラキュラ

ドラキュラはくす玉のような丸い形が特徴の八重咲フリルパンジーです。個性的で美しい花姿は、一見するとパンジーのように見えません。

ブルー、パープル系の花色がメインですが、イエローやレッド系の色もあります。気温が下がるとフリルが強くなるという特徴があるため、時期によって異なる花姿を楽しめるのも大きな魅力です。

流通量が少なく、割高価にも入手困難な品種ですが、一度は育ててみたいというファンも多いようです。

ローヴ・ドゥ・アントワネット

ローヴ・ドゥ・アントワネットは八重咲のフリルパンジーです。優しいアンティークカラーと豊かなフリルは、18世紀のフランス王妃マリー・アントワネットのドレスのような可憐で優雅な印象があります。

ファルファリア

ファルファリアは蝶のようにひらひらした花弁が愛らしい小輪のフリルビオラです。アンティークな雰囲気の優しい色と、ふちから中心までのグラデーションの美しさが特徴で、小型でありながら印象に残ります。

まとめ

このほかにもフリル咲きのパンジー、ビオラは数多く存在しており、形や色、花の付き方、丈の高さなど異なる特徴を持っています。

流通量が少なく入手困難な品種もありますが、機会があればぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

 

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