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ふかふかの芝生を育てる!夏芝の張芝適期と管理のコツとは?

美しく青々とした芝生は、庭や公園を彩る魅力的な景観のひとつです。特に夏に向けて育つ「夏芝」は、強い日差しにも負けず、しっかりとした芝生を形成します。しかし、芝生を美しく保つためには、適切な時期に張芝を行い、丁寧な管理を続けることが重要です。本記事では、夏芝の張芝適期や管理のコツについて詳しく解説していきます。

夏芝とは?

夏芝は、温暖な気候でよく成長する芝草の総称で、暖地型芝とも呼ばれます。主に、野芝、高麗芝、ティフトン芝、バミューダグラスなどが該当し、日本の温暖な地域では一般的に庭やゴルフ場、公園などで利用されています。夏芝は冬になると休眠し、茶色く変色する特徴がありますが、春から秋にかけては力強く成長し、密度の高い芝生を形成します。

夏芝の張芝適期

夏芝の張芝適期は、気温が上昇し、芝生の成長が活発になる春から初夏(4月~6月)が最適です。気温が20℃を超えると芝生の根がしっかりと活着しやすくなるため、芝張り後の生育がスムーズになります。

早すぎる時期(3月以前)に張芝をすると、まだ気温が低いため根付きが悪く、活着するまでに時間がかかります。また、逆に7月以降の真夏に張芝を行うと、強い日差しや乾燥により芝が弱りやすくなり、管理が難しくなることがあります。そのため、適期の4月~6月に作業を行い、根付くまでの期間を確保することが重要です。

張芝の方法

1. 土壌の準備

芝生を張る前に、しっかりと土壌を整備しておくことが成功の鍵となります。まず、雑草や石を取り除き、整地してから土を耕します。芝生の根が張りやすいように、床土には目の細かい川砂や腐葉土を混ぜ込むとよいでしょう。排水性を高めるために、粘土質の土壌の場合は川砂を多めに入れ、土壌改良を行います。

2. 芝生の選定と張り方

芝生の種類によって張り方が異なります。高麗芝などのマット状の芝は「べた張り」、バミューダグラスやティフトン芝のように繁殖力が強い芝は「目地張り」や「市松張り」が適しています。べた張りは芝と芝の隙間をなくして敷き詰める方法で、完成までの時間が短くなります。目地張りや市松張りはコストを抑えられますが、芝が広がるまでに時間がかかるため、根付くまでの管理が重要になります。

3. しっかりと水やりを行う

張芝をした後は、十分に水を与え、乾燥を防ぎます。特に張りたての芝生は根がまだ土に定着していないため、水分不足になりやすくなります。朝と夕方の2回、たっぷりと水を与え、土が乾燥しないように管理しましょう。芝生が活着するまでの2週間程度はこまめな水やりが必要です。

夏芝の管理のコツ

1. 定期的な芝刈り

芝刈りは夏芝を健康的に保つために欠かせません。芝が伸びすぎると風通しが悪くなり、病害虫の発生リスクが高まります。春から夏にかけては1週間~10日に1回程度の頻度で芝刈りを行い、刈り高は3~5cmを目安にすると良いでしょう。刈り過ぎると根の発達が悪くなるため、一度に極端に短く刈らないことがポイントです。

2. 追肥を行う

芝生の成長を促すためには、適切な肥料を与えることが大切です。春から夏にかけては窒素を多く含む肥料を与えることで、葉の成長が促され、健康的な芝生になります。肥料は1か月に1回程度、薄く撒くようにしましょう。濃い肥料を与えすぎると、葉焼けを起こしてしまうため注意が必要です。

3. 水やりのタイミング

水やりは朝の早い時間帯に行うのが理想的です。昼間に水をやると蒸発が早くなり、夕方以降に水をやると芝が湿ったままとなり、病気の原因になります。特に夏場は土の乾燥が早いため、早朝にたっぷりと水を与え、芝の根までしっかり水分が行き渡るようにしましょう。

4. 病害虫対策

夏芝は暖かい気候で成長しますが、その分病害虫が発生しやすくなります。特に梅雨時期や高温多湿の環境では、カビや害虫の被害が増えるため、こまめに芝生の状態をチェックし、早めの対策が重要です。発生しやすい害虫にはシバツトガやコガネムシの幼虫があり、これらは芝の根を食害するため、見つけたら速やかに駆除しましょう。また、殺菌剤や防虫剤を適宜使用して、病害虫の発生を予防するのも効果的です。

まとめ

夏芝を美しく育てるためには、適切な時期に張芝を行い、丁寧な管理を続けることが大切です。4月~6月の間に芝生を張り、しっかりと水やりを行うことで、根が定着しやすくなります。芝生の種類によって張り方を変え、適切な土壌を作ることも重要なポイントです。さらに、芝刈りや追肥を適切に行い、水やりのタイミングを工夫することで、健康的な芝生を維持できます。害虫や病気にも注意しながら管理を続けることで、ふかふかの美しい芝生を長く楽しむことができるでしょう。ぜひ、自宅の庭で緑豊かな芝生を育て、快適なガーデンライフを楽しんでください。

 

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