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芝生を美しく保つ芝刈りタイミング!季節ごとの最適解とコツとは

きれいに整った芝生は、家まわりの印象を大きく変えてくれます。

 

しかし、芝刈りのタイミングを誤ると、見た目が乱れるだけでなく、雑草や病害虫の原因になることも。芝生を健康的に保つためには、季節ごとの適切な芝刈り時期と頻度を知っておくことが大切です。

 

芝生を美しく保つ芝刈りタイミング!季節ごとの最適解とコツとは

芝刈りはなぜ必要?

芝刈りは、単に丈を短くする作業ではありません。

 

芝の密度を高めて雑草の侵入を防ぎ、風通しをよくして病害を予防するなど、芝の健康維持に欠かせない作業です。定期的に刈り込むことで、丈夫で美しい芝生が育ちます。

芝の種類によって刈り方が違う?

日本でよく使われるのは「高麗芝」などの日本芝で、5月〜10月が管理の中心期間です。
冬場は休眠して枯れるため、芝刈りは不要です。

 

一方、西洋芝(ケンタッキーブルーグラスやペレニアルライグラスなど)は通年で緑を保つ常緑タイプ。寒さに強く、冬でも伸びるため月1回程度の軽い刈り込みが必要になります。

芝の種類の見分け方

芝の種類がわからない場合は、「冬に茶色くなる=日本芝」「冬も青々している=西洋芝」がひとつの目安になります。

季節ごとの芝刈りタイミングと頻度

季節 芝刈りの目安
春(3〜5月) 芝が緑になり始めたらスタート。月2回程度。
夏(6〜9月) 生育ピーク。週1回程度が理想。刈りすぎに注意。
秋(10〜11月) 生育が落ち着く。月1〜2回でOK。
冬(12〜2月) 高麗芝は芝刈り不要。西洋芝は月1回の軽い整えで十分。

芝丈の目安は20〜30mm程度。夏は乾燥対策としてやや長めに保つのもおすすめです。

きれいに刈るためのポイント3つ

  1. 「1/3ルール」を守る
     一度に芝丈の1/3以上を刈らないようにすると、芝への負担が軽くなります。

  2. 刃は定期的に研ぐ
     切れ味の悪い刃では芝がちぎれ、枯れやすくなります。

  3. 芝が乾いている午前中が最適
     雨上がりや朝露の残る時間帯は避けましょう。刈った芝は病気のもとになるため、集草して処分するのが基本です。

芝刈りが負担ならプロに任せるのも一手

芝刈りは意外と手間と時間がかかる作業。
芝の種類によって管理のタイミングは異なりますが、基本は「成長に合わせて、無理なく・定期的に」がポイントです。

 

春〜秋にかけては芝の状態をよく観察し、刈る高さ・頻度・時間帯を工夫することで、緑の絨毯のような美しい芝生を長く楽しむことができます。


グリーンワークスでは、芝刈りを含む芝生の年間管理サービスをご提供しています。芝生管理に不安がある方は、プロの力を借りるという選択肢も視野に入れてみてください。

 

庭木のお手入れや花後の管理など、お気軽にご相談ください。
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