大垣市と瑞穂市で安く借りられる市民農園について教えてください。

子供の食育や定年退職後の生きがい、趣味として本格的な園芸を始めたいと思っていても、広い庭や畑がないから諦めている方も多いようです。

庭や畑がないという場合は、近くの市民農園を利用してみてはいかがでしょうか。

ここでは大垣市と瑞穂市の安く借りられる市民農園と借り方、条件などをご紹介します。

市民農園とは農家ではない人が非営利目的で園芸を楽しむために利用できる小規模な農地のことです。貸農園、ふれあい農園、レジャー農園と呼ばれることもありますが、いずれの場合も個人の農家から直接借りるのではなく、自治体を介して借りるのが特徴です。

大垣市は「市民菜園」と「高齢者健康農園」を設置しています。年間利用料や利用申し込み方法などに違いがありますが、問い合わせ先はいずれも市役所農林課となっています。

【市民菜園】

市民菜園は市内在住の農家世帯ではない人を対象とした市民農園です。広報紙「広報おおがき」を通じて年一回募集されます。

農園の所在地は加賀野町、和合新町、津村町東、津村町西の4か所ですが、全ての所在地で毎年募集が行われるわけではありません。

各菜園で栽培講習会が開催されるなど、初心者でも利用しやすくなっています。

【高齢者健康農園】

高齢者健康農園は園芸を通した高齢者福祉を目的とした農園で、対象になるのは60歳以上の高齢者です。所在地は本今、美和町、禾森町、世安町、犬ヶ渕町、安井町、南若森町の7か所ですが、市民菜園同様、全ての所在地で毎年募集が行われるわけではありません。

また、市民菜園は市役所農林課に利用申し込みを行いますが、高齢者健康農園は老人クラブなどを通じての申し込みとなります。

瑞穂市では本田、祖父江、十九条の3か所に「瑞穂市ふれあい農園」を設けています。市内在住の市民が対象で年齢制限はありません。

募集は随時行われており、農園に空きがあれば年度途中からでも利用できます。

まとめ

市民農園の設備や利用上の禁止事項などは各農園によって異なります。空き状況や詳しい利用条件などは大垣市の場合は農林課、瑞穂市の場合は商工農政観光課に問い合わせてください。

また、年間利用料や対象者の条件などは変更になる可能性があります。