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家庭菜園で人気!初心者にオススメな春ジャガイモの栽培の仕方を教えてください。

サラダや煮物にも活躍するジャガイモは、春と秋の二回植え付けできる野菜です。春植えのジャガイモは瑞々しくて皮が薄く、食感がなめらかなことが特徴で、秋植えのジャガイモとは異なる味わいを楽しむことができます。
今回は、春ジャガイモの栽培方法について紹介します。

 

春ジャガイモの栽培方法

春ジャガイモの植え付け時期は品種や地方によって違いはあるものの、寒さが残る2月中旬から3月上旬ごろです。これよりも早いと霜で傷んでしまう可能性があり、遅いと収穫前に梅雨入りしてしまう可能性がありますので、時期をしっかり見極めて植え付けることが重要です。

 

【種イモの準備】
種イモをそのまま植え付けても芽は出ますが、芽の数が少なかったり芽が出るタイミングがそろわず収穫時期がバラバラになったりすることがあります。植え付けの2~3週間前に種イモを日光に当てて「芽出し」しておきましょう。
また、大きな種イモは適度な大きさに切って植え付けるとよいですが、60gまでの種イモであれば切らずに使用できます。切って使う時は、植え付けの二日ほど前にイモを縦に切り、断面を乾かしてから植え付けてください。

 

【植え付け】
植え付けの2~3週間前に元肥を施し土を耕し、幅60~70cmの畝を立てておきます。
畝の中心に深さ5cm程度の溝を掘り、種イモを25~30cm間隔で、切り口が下になるようおいていきます。土を3cmほどかぶせたあと化成肥料をまき、さらに土を10cmほど盛り上げたら桑などを使って平らになるように軽く押さえてならします。
寒さが気になる場合は、気温が上がるまで寒冷紗を使ってトンネル栽培するとよいでしょう。
マルチを張る場合は、芽が伸びて盛り上がってきたらマルチを破って芽をマルチの外に出しておきます。

 

【芽かき・追肥・土寄せ】
芽が伸びて草丈10cmくらいになったら、1つの種芋から伸びている芽が1〜2本になるよう、生育のよいものを残して芽かきをします。株元の土をしっかり押さえ、芽の根元をつまんで横に引き抜くようにするとうまく取れます。
草丈が15cmくらいに生育したら、株元を中心に5cmほど土を盛って土寄せを行い、株元に追肥を施します。
また、その2〜3週間後にもう一度2回目の土寄せを行います。

マルチ栽培の場合、1回目の土寄せは不要です。畝の両側のマルチをめくって追肥を行い、追肥が終わったらマルチの上に土をかけて押さえておきます。
2回目の土寄せの時期にマルチを剥がし、株元に土寄せを行います。

 

【収穫】
佩く気が黄色く枯れてきたら収穫適期です。雨の日や雨が降った翌日の収穫は避け、数日間晴れが続いたタイミングに収穫を行いましょう。梅雨入り前に収穫するのが理想です。

注意するポイント

春植えのジャガイモは、栽培初期は寒さに注意が必要です。一般的な植え付け時期は2月ですが、寒冷地などでは時期をずらして植え付けてください。
マルチを使う場合は芽を表に出すのが遅れたり、剥がす時期が遅れたりすると高温障害になることがあるので注意が必要です。二回目の土寄せのタイミングで剥がすことが多いですが、気候に合わせて時期を選んでください。

まとめ

秋植えのジャガイモは高温で種イモが腐ってしまうことがありますが、春植えのジャガイモは種イモが腐る心配がありません。霜に注意して植え付け、梅雨入り前に収穫するのが基本ですので、植え付けのタイミングを判断するのがやや難しいかもしれませんが、管理は楽なため、時期さえ間違わなければ成功しやすいといえるでしょう。

 

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