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美味しく育てるにはコツがある?!きゅうり栽培について教えて下さい。

今回は、きゅうりの基本的な育て方から、美味しいきゅうりを収穫するためのポイントまでお伝えします。

 

1. きゅうりの品種選び

まずは、栽培するきゅうりの品種を選びましょう。品種によって、味や育てやすさが異なります。一般的には、以下の3つの品種が人気です。

 

・スライスきゅうり
・ミニきゅうり
・甘味きゅうり

スライスきゅうりは、サラダやお弁当に最適な大きさのきゅうりです。ミニきゅうりは、小さめで食べやすく、ピクルスに向いています。甘味きゅうりは、果肉が甘く、皮が薄いため、そのまま食べても美味しいです。

2. 準備

次に、きゅうり栽培に必要なものを揃えましょう。以下のものが必要です。

 

・プランター or 畑
・土(腐葉土、赤玉土、砂)
・きゅうりの苗 or 種
・支柱
・ネット

プランターは、50cm以上のものがおすすめです。また、土は、腐葉土と赤玉土、砂を混ぜたものが適しています。

3. 種まき

きゅうりの種まきは、春(4月~5月)が適しています。種をまく前に、水につけておくことで発芽が早まります。土に1cmほどの深さで種をまき、水をたっぷりと与えましょう。

4. 苗への植え替え

発芽してから1ヶ月ほどで、本葉が2枚以上になったら、プランターや畑に植え替えます。株間は30cm程度開けて植えると、風通しや日当たりが良くなります。

5. 支柱とネットの設置

きゅうりは、這って伸びる性質があるため、支柱とネットを設置して成長をサポートしましょう。支柱は、プランターや畑の端から端まで立て、その上にネットを張ります。きゅうりの苗が成長するにつれ、茎や葉をネットに絡めていくことで、きゅうりが下に垂れず、風通しや日当たりが良くなります。

6. 水やり

きゅうりは、水分を多く必要とする野菜です。特に、昼間の気温が高くなる夏場は、水分が蒸発しやすいため、朝晩の水やりを欠かさず行いましょう。土が乾いている場合や、葉がしおれている場合は、追加で水やりが必要です。

7. 肥料

きゅうりは、栄養分を多く必要とします。肥料は、化成肥料や有機肥料のどちらでも構いませんが、定期的に与えることが大切です。特に、収穫期間中は、栄養が奪われるため、肥料をしっかりと与えましょう。

8. 収穫

きゅうりは、成長が早い野菜です。植え付けから約2ヶ月後に収穫できるようになります。若いうちに収穫することで、美味しさがアップします。大きく育ちすぎたきゅうりは、硬くなりやすいため注意が必要です。

9. 病害虫対策

きゅうりは、病害虫に弱いため、注意が必要です。アブラムシやハダニなどの害虫が発生した場合は、薬剤を使って駆除しましょう。また、病気になりにくい環境を整えることも大切です。風通しや日当たりを良くし、適度な水やりや肥料を与えることで、病気や害虫のリスクを減らすことができます。

まとめ

きゅうり栽培のコツは、品種選び、適切な土やプランターの準備、春の種まき、苗への植え替え、支柱とネットの設置、水やり、肥料、収穫のタイミング、病害虫対策です。適切な環境を整え、定期的な手入れを行うことで、美味しいきゅうりを育てることができます。自家製のきゅうりで、新鮮で美味しいサラダやピクルスを楽しみましょう。栽培に成功すれば、友人や家族にも自慢できる美味しいきゅうりが収穫できることでしょう。

 

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