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花ハスの肥料のやり方完全ガイド!美しい花を咲かせ開花を促す施肥のコツ

涼やかで優雅な花姿が魅力の花ハス。比較的育てやすい植物ですが、適切な施肥をしないと、花が咲かずに葉ばかり茂るという悩みを抱えることも少なくありません。とくに鉢植えやプランター栽培では、土の養分が流れやすく注意が必要です。

 

この記事では、花ハスの開花をしっかり促すための肥料の選び方と与え方、時期ごとの施肥のコツをわかりやすく解説します。

 

花ハスの肥料のやり方完全ガイド!美しい花を咲かせ開花を促す施肥のコツ

なぜ花ハスに施肥が必要なのか?

ハスは自然界では養分の多い泥の中で育ちますが、園芸用の鉢やプランターでは限られた土の中の栄養だけで育てるため、追肥が欠かせません。肥料が不足すると、花芽がつかず葉ばかりが伸びてしまうことも。

 

また、与えすぎは根腐れや水の濁りを招き、花付きが悪くなる原因に。「必要な分を、適切なタイミングで与える」ことが開花のポイントになります。

花ハスに適した肥料の種類とは?

施肥には、以下のような肥料を選ぶと効果的です。

 

  • 有機肥料(油かすなど):じっくり効いて花芽をつけやすく、土を傷めにくい

  • 化成肥料(例:3-7-4など):即効性があり、開花前の追肥に向く

  • 緩効性の固形肥料:水に溶けにくく、長期間効き目が続くので初心者向き

 

液体肥料は水中で流れやすく、効果が安定しにくいため基本的には固形タイプを使用するのがおすすめです。

施肥のタイミングと回数|年間施肥スケジュール

花ハスは春から夏にかけての限られた期間に開花するため、タイミングを逃さないことが重要です。

時期 目的と施肥内容
3月〜4月 植え替え時に元肥として土に混ぜる
5月〜6月 葉が立ち上がってきたら追肥(固形肥料を1〜2粒)
7月中旬 開花を維持するための追加肥料。ただし控えめに

※水の中に肥料が溶け出すため、濁りや悪臭が出ない量を心がけましょう。

肥料の与え方と注意点

施肥時は、以下の点に注意すると失敗しにくくなります。

  • 肥料は根茎に直接触れないように鉢の端に置く

  • 水面の濁りが強い場合は肥料を減らす

  • 施肥後の水のにおい、葉の色、つぼみの状態をこまめに確認する

施肥後すぐに水が濁るのは一時的な反応ですが、数日たっても改善しない場合は与えすぎの可能性があります。

まとめ

花ハスの美しい花を咲かせるには、正しい施肥が欠かせません。肥料の種類・量・タイミングを守ることで、株の健康を保ち、花数や花の大きさが大きく変わってきます。

 

つぼみがつかない、葉ばかり育つと感じたときは、まず施肥を見直してみましょう。環境や鉢の大きさによっても必要量は変わるため、植物の様子を見ながら、控えめに調整するのがコツです。

 

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