庭がなくてもコンパクトに楽しめることが魅力のベランダ菜園ですが、植物と家の距離が近いため、虫が増えて家の中に侵入してくるのではないかと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
アブラムシやハダニ、カメムシなどの害虫は、お庭やベランダの景観を損ねるだけでなく、大切な野菜や花を枯らす原因にもなります。
そこで今回は、ベランダ菜園でできる病害虫対策を紹介します。
対策1:物理的に虫をガード出来るグッズ
ベランダ菜園にやってくる蝶や蛾、カメムシなどの羽がある虫は、風通しや日当たりを良くするだけでは防げません。
まずは物理的にお庭のエリアへ近づけない対策が最優先です。
🌻防虫ネットで丸ごと覆う
プランターをすっぽり覆う防虫ネットは、最も効果的な防虫対策です。
特にアブラムシの好物である葉物野菜(小松菜やレタスなど)を育てる際は、植え付けと同時にネットを張るのが鉄則です。
🌻「色」で引き寄せて捕まえる粘着シート
虫が好む黄色などの色で引き寄せ、ピタッと絡め取る「ビタットトルシー」などの粘着シートを吊るしておくのもおすすめです。薬剤を使わずに、やってきた虫が植物に触れる前にキャッチできます。
🌻キラキラ光る反射シール
アブラムシなどは、キラキラした光を嫌う性質があります。プランターの縁や支柱にアルミテープや反射シールを貼っておくだけでも、飛来を減らす効果があります。
対策2:プランターを地面に直置きしない
多くの病気の原因となるカビや、ジメジメした場所を好む虫(ダンゴムシやナメクジなど)を寄せ付けないためには、「風通し」が命です。
ベランダの床にプランターを直接置くと、下に水や湿気が溜まり、虫たちの格好の隠れ家になってしまいます。
そこでおすすめなのが、フラワースタンド(台)やレンガの上にプランターを置くこと。床面から少し高くするだけで風通しがよくなります。
また、高さが出ることで日光が当たりやすくなり、地を這ってやってくる虫の侵入を防ぐことにも繋がります。
エアコンの室外機の前など、風が直接当たる場所や周囲に物があふれている場所は避け、すっきりとした空間を保ちましょう。
対策3:おうちのベランダに合わせた日当たりの工夫
植物を健康に育て、虫や病気に強い株にするためには日光が欠かせません。
理想を言えば、「午前中の早い時間から光が当たる場所」がベストです。夜の間に溜まった結露や湿気を早い段階でカラッと乾かすことができるため、カビや虫の発生を大幅に抑えられます。
午前中に日が入らない場合は、前述した「スタンドを使って風通しを極限まで良くする」「プランター同士の間隔(株間)を広めに取って、葉っぱが密集して蒸れるのを防ぐ」といった工夫をすることで、病害虫のリスクを十分にカバーできます。
対策4:薬剤を使う
病害虫予防はもちろん、被害を受けたときにも有効なのが薬剤の使用です。
土に混ぜたり撒いたりするタイプやスプレータイプのものがあり、薬剤によって効果や使用方法などに違いがありますので、期待する効果や使用環境などに合わせて選ぶとよいでしょう。
また、「化学的な農薬は使いたくない」という場合は、木酢液(もくさくえき)や重曹を使って病害虫対策することもできます。
専門的な薬剤に比べると効果は弱くなりますが、手軽に使えて安心感があり、価格も手ごろです。
その他の対策
このほか、防虫効果がある植物をコンパニオンプランツとして植える、肥料を与え過ぎない(虫が寄る原因になります)、匂いが強い有機肥料の使用は避けるなどの方法もあります。
まとめ
ベランダ菜園の病害虫は、グッズを使った「物理ガード」と、スタンドなどを使った「風通しの工夫」を組み合わせることで予防することができます。
ベランダの環境や育てる植物などによって適した方法が異なりますので、病害虫対策に悩んだときは園芸店のスタッフに気軽に相談してみましょう。
グリーンワークスが運営する岐阜県大垣市の園芸専門店「農芸屋」では、プロが厳選した園芸用品を豊富に取り揃え、知識豊富なスタッフがあなたのお庭づくりをサポートいたします。
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