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スナップエンドウの種を蒔く最適な時期はいつ?

スナップエンドウは、緑黄色野菜の中でも特に栄養価が高く、家庭菜園に最適な野菜です。初心者から上級者まで楽しめるこの野菜の栽培方法を、種まきの時期から収穫まで詳しくご紹介します。

 

スナップエンドウの基本知識

スナップエンドウは、そのサヤも豆も食べることができる非常にユニークな野菜です。栄養価が高く、ビタミンCやビタミンA、ビタミンB1、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。日本では1970年代から普及し始めましたが、その歴史は古代エジプトにまで遡ります。

エンドウ豆の種類

エンドウ豆には、スナップエンドウの他にサヤエンドウ(絹さや)とグリーンピースがあります。これらは食べる部分が異なり、スナップエンドウはサヤと豆の両方を楽しむことができます。

栽培の準備

土作り

スナップエンドウは酸性の土を嫌うため、pH6.5〜7.0の中性に近い土壌が適しています。連作障害を避けるためにも、3〜4年間はマメ科の植物を植えていない場所を選びましょう。苦土石灰を施し、完熟堆肥と化成肥料を混ぜ込んで土壌を整えます。

種まきの時期

スナップエンドウは春と秋に種まきが可能ですが、より豊富な収穫を期待するなら秋まきがおすすめです。春まきは1〜2月、秋まきは10〜11月が適切な時期とされています。

種まきから発芽まで

種を直接地面にまく直まきと、ポットで苗を育てる育苗方法があります。直まきの場合、畝に3cmの深さの穴を開け、3〜5粒の種をまきます。種をまいたら2cmの土で覆い、しっかりと水やりをします。マメ科の野菜は鳥に狙われやすいため、不織布や寒冷紗で覆って保護することが重要です。

成長期の管理

間引き

発芽後、本葉が3枚出た段階で間引きを行います。間引きは、株間を適切に保ち、健康な成長を促すために重要です。生育が悪い苗や、混み合っている苗を取り除き、適切な株間を保ちます。

支柱立て

つるあり種のスナップエンドウは、成長に伴い支柱が必要になります。支柱を立ててつるを誘引することで、植物の健康を保ち、病害虫のリスクを減らすことができます。

追肥と水やり

スナップエンドウは窒素を自力で固定する能力を持つため、過剰な肥料は逆効果になることがあります。成長期には追肥を行いますが、肥料の与え過ぎには注意しましょう。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと行いますが、根腐れを避けるために過湿には注意が必要です。

収穫

サヤがしっかりと膨らみ、鮮やかな緑色をしている時が収穫の適期です。サヤが柔らかいうちに収穫することで、最も美味しい状態で楽しむことができます。収穫はサヤの根元をつまみ、優しく引き抜くか、ハサミで切り取ります。

病害虫対策

うどんこ病

湿度が高い環境で発生しやすい病気です。予防のためには、適切な株間を保ち、良好な通風を確保することが重要です。発生した場合は速やかに病気の部分を取り除き、場合によっては殺菌剤の使用も検討します。

ハモグリバエ

若い葉を食害する害虫です。被害を発見したら、速やかに幼虫を取り除き、必要に応じて殺虫剤を使用します。予防のためにも、植物の健康を保ち、適切な栽培管理を心がけましょう。

まとめ

スナップエンドウは、栄養価が高く、プランターでも栽培可能な非常に魅力的な野菜です。適切な土作りから始め、種まき、成長期の管理、収穫まで、ここに紹介したポイントを守ることで、初心者でも美味しいスナップエンドウを育てることができます。病害虫に注意しながら、あなたの家庭菜園で豊富な収穫を楽しみましょう。

 

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