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家庭菜園でも育てられる!? アーモンドの育て方と注意点。

高い栄養価から近年注目が高まっているアーモンドは、中東や南アジアといった暑く乾燥した地域を原産とする植物です。食べられるのは梅の種のような殻の中に入っている「仁」と呼ばれる部分ですが、春には桜とよく似た花を咲かせることから、開花時期になるとお花見イベントを開催する施設や企業などもあります。

高さ5mほどに成長する樹木なので個人で育てるのは難しいというイメージがありますが、実は鉢植えでも育てられる比較的簡単な作物です。

今回は家庭菜園でできるアーモンドの育て方をご紹介します。

 

アーモンドの育て方

アーモンドは種からでも苗からでも育てることができますが、種から育てると花がつくまで数年かかるので苗からの栽培がおすすめです。芽の育ちが良いので鉢で育てる場合は大きめの鉢を使い、1~2年に1回、植え替えを行いましょう。

 

栽培環境と用土

アーモンドは暑くて乾燥した地域が原産であることから、乾燥や暑さには強い反面、寒さや多湿にはあまり強くありません。

日当たりと風通しが良い場所であれば土質はあまり選びませんが、多湿環境はあまり好まないので水はけのよい土を使って育ててください。年間通して屋外で栽培しますが、雪が降る地域など冬の気温が低い地域では鉢植えにして冬は屋内に取り込んだ方がよいかもしれません。

 

種まき・植え付け

種まきの適期は3月頃です。一晩水に浸けておいた種を深さ3~4cm程の植穴に植え、土をかぶせたらたっぷり水を与えます。発芽までは土が乾いたら水やりをしてください。発芽までは2か月程度かかります。

 

苗の植え付けは種まきの時期と同じ2~3月が適期です。鉢植えの場合、半分程度入れた土の上に根を広げるように苗を置き、株が倒れないよう土を入れて固定します。

地植えの場合は地面に盛り土をして、根で土を包むように苗を置き、上から土をかぶせます。深く植えると根腐れしやすいので注意してください。

 

管理

植え付け直後はたっぷりと水をやりますが、その後は土の表面が乾いてから水やりをします。地植えの場合、根が定着したら水やりの必要はありません。

 

肥料過多を嫌うため、肥料は年に一度有機肥料を少量、根の先端部分に与える程度で構いません。花が終わった春か秋が適期です。

 

剪定は冬の葉が落ちている時期に行います。混みあった枝や伸びすぎている枝、内向きに伸びる枝などを切り落とし、日当たりと風通しが良くなるようにします。

 

収穫

アーモンドの収穫は8~9月頃。果肉が割れて中の種が見えてきたら収穫のタイミングです。収穫時期が遅れるとカビが生えたりなかに虫が入ったりするので収穫時期を見逃さないでください。

収穫したら果肉を取り除き、殻付きのまま陰干しして乾燥させます。

 

注意点

アーモンドは水と肥料の与え過ぎにならないよう注意しましょう。

また、寒さに弱いため、冬は屋内に移したり、敷き藁などで寒さ対策をしたりする必要があります。

 

アーモンドの食べかた

種を乾燥させたらクルミ割り器やカナヅチなどで殻を割って中の仁を取り出し、フライパンで炒る、オーブンで焼く、油で揚げるなどして食べます。

塩や砂糖、蜂蜜など好みの味付けで楽しんでください。

 

まとめ

アーモンドは日本の気候では育ちにくいため、収穫までに時間がかかることがあるほか、ほとんど収穫できないこともあります。

寒さと多湿に注意していれば栽培の手間はほとんどかからず美しい花も楽しめるので、鑑賞用と割り切って育ててみてもよいでしょう。

 

 

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